絶体絶域

【FF10】 20年ぶりにやり直すFFのプレイ感想 ~後編~。シンと究極召喚の正体。

2023/03/29
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物語も終盤。ザナルカンドに到着し、そこで待っていたものは変態的衣装を身にまとったユウナレスカだった。

スピラを襲うシンを倒すための究極召喚の正体とは?そして、ついに激突することになった『シン』との戦い。



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【FF10】 20年ぶりにやり直すFFのプレイ感想 ~中編~。シーモアの強さに苦戦する。

プレイ感想も前編から中編へ。前編は色々と省略してしまったので、中編は話の流れをある程度書きながら、何度も戦うことになる強くてしつこいシーモア戦への攻略なんかも。いやしかし、FF10のボス戦って普通に難易度高くない?って思った次第。...





【ザナルカンド遺跡】

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ザナルカンドに到着する。何度もゲームで見たOPの風景。

ティーダはここで旅の思い出話を振り返りながら、仲間のみんなに話していた。

本編のストーリーを追っていく中で、ティーダが振り返りながら話していた意味というのがここで繋がることになった。


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ザナルカンドは、ザナルカンド''遺跡''としてもはや1000年前に滅んだ場所になっていた。

このエリアで流れるのが『いつか終わる夢』という音楽。どこか物悲しさが内包されている曲。

戦闘中になっても普段の戦闘曲に切り替わることはなく、そのままずっといつか終わる夢が流れているのが情感があって良かった。ずっと聞ける。


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ザナルカンドでは『幻光虫』と呼ばれるもの沢山飛んでいて、それが人の記憶を保存してるかのように過去に起きた出来事が映像として表示される。

アーロンの昔の頃や、シーモアの小さいころの出来事なんかが少し再現されることもあった。シーモアもクビド族と人間のハーフで過去に色々あったらしい。とってもあまり同情は出来ないんだけど。


【試練の間が嫌だ】

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奥にたどり着くと、そこにあったのは試練の間。今までも何度も寺院に寄って、この試練の間という名の謎解きをさせられた。

ここでは画面にテトリスのブロックのようなものが表示された。そして、そのブロックと同じモノを床にあるスイッチを押して上手く探し出していくことになる。

でもさ、この謎解き要素必要か?ってマジで思う。もうこれをやらされるのが5回目くらいだし、正直面倒なだけでしかない。面白さもかけらもないし。

FFにミニゲームはあっても、この謎解き要素だけは必要ないと感じたな。


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謎解きをすませると、祈り子の間で魔天のガーディアン戦。

まぁこいつは強いというか、かなりギミックゲーな感じで、それさえ理解さえ出来れば強敵というほどでもなかった。ボスに攻撃を与えると、自分の目の前の方向の正面と斜め前合わせた系3マスに攻撃をしてくるので、基本的にボスの正面にさえ立たなければOK。これを繰り返していくだけ。

ここまでくると素早さの速いティーダとリュックはもはやスタメン固定のメンバー。あとは気分次第で入れ替えるかなってくらい。


【究極召喚の正体】

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セクシーすぎる衣装を身にまとった『ユウナレスカ』という人物と出会う。いや本当に初見では変態としか思えない。

ユウナレスカは昔に夫であるゼイオンと共に、その時のシンを倒した偉大な人物。しかしそれももはや死人となっており、ここまでたどり着いた召喚士に究極召喚を授けてくれる役割を担っていた。


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シンを倒すことの出来る『究極召喚』の正体とは、''召喚士と強く結ばれたものが祈り事なって得られる力''のことらしい。

元々は召喚士1人だけの犠牲で使えると思っていたが、更にもう1人を祈り子としないといけない、つまり犠牲を更に増やさないといけない事実に驚く。


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ユウナの父である大召喚士ブラスカも過去に究極召喚を使い、ガードとしていたジェクトを祈り子としてシンを倒していた。


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しかし、それでシンを倒したはいいものの、今度はジェクトがシンになってしまった。

結局は何も変わらなかったことを後悔するアーロン。終わらない犠牲のループ。


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ユウナレスカ曰く、シンは決して無くならない。シンという存在は永遠に変わらないスピラの運命と、達観してるかのように悲しい現実をつぶやく。


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そんなユウナレスカに対して、ユウナたちは究極召喚を使わない誰も犠牲にしないという方法を選ぶ。結局、究極召喚を使ったとしても問題を引き伸ばしにしてるだけでにしか過ぎないと思うし。

『死んで楽になるか!生きて悲しみと戦うか!』というここでのアーロンが発破をかける言葉が熱い。


究極召喚を諦めたユウナたちに対し、せめて安らかなる死を、と襲ってくるユウナレスカ。もっと温厚な人かと思ってたら、こんな戦いの始まりある?返り討ちにしてやんよ!


【VS ユウナレスカ】

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ユウナレスカ戦は第3段階まであって、3段階目くらいまでは大したことない。

こちら全体をゾンビ状態にしてくる『ヘルバイター』を使ってくるのが特徴。ゾンビだと回復が出来ないので、さっさと全員のゾンビ状態を治してしまうと、定期的に『オーバーデス』という全体即死技を使ってくるという罠。


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しかし、これに関しては自分の中の20年前の古の記憶が呼び出され、ユウナレスカがゾンビにしてくるところは印象に残ってたし、ゾンビを回復しすぎると良くないんじゃなかったっけ…?と、おぼろげの記憶を頼りに、ゾンビ状態を1人は居る状態にして戦ってたのもあり、全員死亡という初見殺しは免れた。

長期戦になりがちで、強いというか、かなり戦ってて面倒臭いボスだった。


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流れ的に仕方ないとはいえ、ユウナレスカを返り討ちにしたことによって、もう究極召喚は使えなくなってしまう。

そうすると今度はシンをどう倒すか…。そしてここでユウナレスカが言ってた『エボン=ジュ』という存在も気になった、このエボン=ジュがシンを生み出してるらしい。


【アーロンの正体】

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そして、ある程度は察していたが、アーロンもまた普通の人間ではなく、死人だった。

昔にユウナレスカに歯向かった時に返り討ちにされたらしい。何というか、この世界に普通に存在してる死人多いな!あんまり生と死の境界というものが無いのかもしれない。


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何故アーロンがこの世にまだ残ってるかというと、とある人物に想いを託されたから。自分がシンになってしまう前に息子を頼むというジェクトの一言。また、ブラスカの娘であるユウナのことも入ってたに違いない。

まったくアーロンという男はそのためにわざわざここまで…言葉足らずでカッコすぎるおっさんだよ本当に…。


【飛空艇で自由に】

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飛空艇に戻り、これから先の事を考えるユウナたち。

ここまで一本道だったこのゲームもようやく、飛空艇で今まで来た場所とかに行けるようになった!

シンはジェクトであると考えると、ジェクトはスピラで良く歌われる『祈りの歌』というものが好きだった。だからそれを聞かせれば大人しくなると考え、その時にシンに攻め入る作戦を実行することに。


【エボン=ジュとは?】

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究極召喚とかに詳しそうなマイカ老子や祈り子に話を聞きに行く。

エボン=ジュというものがどうやら諸悪の根源らしく、このエボン=ジュが居る限り、シンを倒してもその究極召喚をした召喚獣に取り付き、新たなシンにしてしまうらしい。

つまり、このエボンジュ自体を倒してしまえば、この犠牲のループでなりたった世界が救われる…?


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倒すべき目標も決まり、シンとの決戦。

録音してた祈り子の歌を飛空艇で再生し、また地上の他の人にも助けを借りて、飛空艇を見かけたら地上から歌ってくれるようにお願いする。

祈り子の歌のお陰大人しくなったシンと戦い、シンの中に居るであろうエボンジュの元を目指すことに。


【VS シン】

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このシン戦が左右の腕、そして正面バージョンとも戦う長期戦。

飛空艇の上で戦うので、前に戦ったエフレイユの時のような飛空艇を近づけたり遠ざけたりして戦う。…が、ぶっちゃけ『グラビジャ』くらいしかやってこないので、遠ざけて逃げる心配もなかった。グラビジャはHPに対しての割合ダメージだからこちらが死ぬことないし。

正面での戦いになると、HPが驚きの140,000という今までのボスの中でも遥かに高いHPになる。

ここではMMOのDPSチェックのように、一定のターン数までに倒さないと全滅する(多分)

火力が足りるか心配だったが、リュックの魔石やヘイストを使って物理ダメージで削っていき、本当にギリギリ間に合って倒せた!


【キングベヒーモスさぁ…】

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シンにダメージを与え、その隙に口からシンの体内に潜入する。ここがいわゆるラストダンジョン。

ここでエンカウントする雑魚敵もみんな強力。その中でも出てくるキングベヒーモスなんかは只でさえ火力が即死級で高いのに、死亡時にこちらにメテオの魔法を撃ってくるという最悪の悪あがきをしてくる。

そのまま受けると全滅は必須なので、なるべく召喚獣を呼んでトドメを刺すようにした。ベヒーモスVSバハムートとかの構図になると、まるで怪獣映画のような迫力でスリルがあったw


【知ってる髪形】

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シンの体内を奥に進んでいくと…

あ、何か見たことある髪形の人が居る。話しかけられ待ちの人が居る。

すっごい無視したい。


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ティーダ『しつこい野郎だな』

プレイヤーの気持ちを代弁してくれるティーダにありがとう。まだこの世から消えてなかったシーモアと再び出会うことになった。

シンにもはや取り込まれてしまったが、シンになることが目的のシーモアは、いずれシンを内部から支配することを考えていた。

…悪いけど、絶対無理だと思う。


【VS シーモア最終異体】

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というわけで、4度目の本当に最後になるであろうシーモアとの戦い。ここで流れる曲も専用の『シーモアバトル』という曲になって印象的。

最初戦ってたらいきなり最上魔法であるファイガを4連発も使ってきて、軽くこちらが死にかける。最初だけかなと思ったらまた次のターンでもファイガの4連発。どういうこと?

よく見てみると、シーモアの後ろの何か属性の模様を描いた『幻光天極』という特殊な盤のようなものがあった。なるほど、これが悪さしてるのか。

近接キャラだと攻撃が届かないので、ワッカやルールーの魔法を使ってこれらを遠隔攻撃すると幻光天極が回転して、火属性の揃ってた模様がなくなり、シーモアの攻撃も抑えめになっていった。


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これで大丈夫だろと思ってたら、今度はFF最上魔法である『アルテマ』を使ってきて、サクっと全滅してしまう。

これも良く見れば幻光天極が光った次のターンにこの行動をやってくるらしく、その時に召喚獣を適当に召喚して盾替わりにして防いだ。やはり召喚獣は盾で一番使える!やってることは非道だけど。

色々と面食らう攻撃が多かったが、理解してしまえばこっちのもの。強さ自体は第3形態の時の方が強かったかな。


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倒したからその隙にさっさと異界送りをする。

さらば、シーモア。もう会うことは無いだろう…(帰れ)


【親子の再会】

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シーモアを倒し、更に奥へ進む。

見えてきたこの後ろ姿は…




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ジェクト『デカくなったな』

ようやく出会えた、ティーダの父親であるジェクト。

今までスフィアの記憶やザナルカンドでの幻光虫の記憶で姿を見る事はあったが、直に会うのは初だった。


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ティーダ『まだ、あんたの方がデカい』

死んだと思ってた父親が実は生きていてシンになってた。ティーダ自身色々思う事があるだろうが、ここで返す言葉だけでもいっぱいいっぱいになってるのが、言葉を通じて伝わってくる。


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ジェクト『なんつっても俺はシンだからな』

ティーダ『笑えないっつーの』



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ジェクト『もう…歌もあんまし聞こえねえんだ。もうちっとで俺は…心の底からシンになっちまう。…間に合って助かったぜ』

ジェクト『んでよ、始まっちまったらオレは壊れちまう。手加減とかできねえからよ!!…すまねえな』


ジェクトはもうシンになって長いのか自分の意識が怪しく、会話をしてる時間もほとんどなかった。


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ティーダ『もう、いいって!ウダウダ言ってないでさあ!』

ジェクト『…だな。…じゃあいっちょ、やるか!!』

ティーダ『今楽にしてやるからな!すぐにやられろよ!』

戦いたくはないが戦わざるを得ない悲痛な気持ちを振り絞るかのように叫ぶティーダ。

ここでの親子のやりとりはお互いの気持ちが直に伝わってきて、思わず目頭が熱くなった。


【VS ブラスカの究極召喚】

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やってきたラスボス戦。ゲーム内では名前はジェクトではなく、『ブラスカの究極召喚』という名前だったのがまた乙なところ。

ここで流れるのがジェクトのテーマ曲でもある『Otherworld』ティーダがまだザナルカンドに居た時でも少し流れたが、今までのFFには無いようなヘビメタのような曲調が凄くカッコイイ。


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通常攻撃力が2,000近くとダメージは高く、石化もしてくるので対策は必須。

更に両隣にある『ジュパゴダ』というギミックが毎ターンHPと状態異常を回復してくるオマケ付き。これされるだけで結構キツく、与えるダメージが高くないとジリ貧になった。

最初は思ってた以上の強さに全滅し、再挑戦で何とか倒したが…


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やはりあった第2形態。ラスボスが第1形態だけで終わるわけがないのである。

更に強さが増して巨大な剣を持って全体攻撃もしてくるようになった。ここまで大変だったのに、HPが今度は120,000とより増えた数字を見て戦意を消失してしまう。

これ、削り切るの無理じゃね…?こちらの攻撃は3,000~5,000程度で火力が足りなさすぎるし、このままだとジリ貧になってしまう。相手の攻撃力も痛すぎる。


【強すぎる】

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潔くゲームオーバー。無理だこれ。ってかラスボス強すぎじゃない?

今のところストーリーは一直線にきて寄り道とかもしなかったせいか、最後のジェクト戦がこんなにも強いとは思わなった。昔はこんなに強く感じた覚えが全くなかったのに、その時はそれなりにやり込んでたからかもしれない。

このままじゃ無理!ってことで、再びある程度のキャラの育成をすることにした。

待ってろよ親父、もうちょっと強くなって帰ってくるからな!(もう少しだけ続く)
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Admin: SSX

自分が面白そうならとりあえずプレイしてみる雑食ゲーマー。特に格ゲーや、ゲーム音楽などが大好物。アニメや映画といった映像作品も好き。

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◆現在プレイ中
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◆適当な一言
色々と気になるゲームが出すぎている。ゲームラッシュの2023年。

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