【デスストランディング】 ネタバレ愚痴感想。ムービーが長すぎてウンザリ。

前回の記事でデスストの独特なゲーム性を褒めてたつもりだったのに、クリアしてすぐにまた愚痴のような記事を書くとは思わなかった。酷評多め。
ムービーが長いゲームだなとは思ってたが、エンディング近くになると約2時間以上も押し寄せるムービーにマジで寝そうになった。
ここまで長いとは聞いてない。
前回の記事はこちら。

【デスストランディング】 序盤を乗り越えたら中毒になる。人を選ぶ配送ゲームにハマる。
現在、メタルギアで有名な小島監督が手掛けた『デスストランディング』という配送ゲームにハマり中。万人が楽しめるようなゲームではなく、人を選ぶ要素も多いこのゲーム。まだクリアしてないためにレビューというわけではないが、どんなゲームの内容なのか簡単に説明や紹介をしていく。...
目次
1.デスストネタバレ愚痴感想
1-1.怒涛の超ムービーに寝そうになる
1-2.ゲームと映画の違い
1-3.何度も見せられる同じようなシーンとフレーズ
1-4.説明しすぎ、言い方が回りくどい
1-5.どんな作品も終盤が大事
2.総評
1.デスストネタバレ愚痴感想
1-1.怒涛の超ムービーに寝そうになる
1-2.ゲームと映画の違い
1-3.何度も見せられる同じようなシーンとフレーズ
1-4.説明しすぎ、言い方が回りくどい
1-5.どんな作品も終盤が大事
2.総評
【デスストネタバレ愚痴感想】
このデスストランディングというゲーム性の良さに関しては十分に前回の記事で語ってると思うので、それ以外のストーリー、特にムービーシーンに関して語っていく。【怒涛の超ムービーに寝そうになる】

ハートマン関連のムービー長いなと思いながら大変だった雪山配達が終わり、ストーリーも終盤に差し掛かってアメリとの再会を含めてのエンディング近くのシーン。
まぁここも1時間くらいならと多少は覚悟というか慣れみたいなものもあったけど、結果的にムービーで2時間以上を拘束されるとは思わなかった。少しくらいなら操作も出来るところもあったけど、RPGとかでよくあるラスボス戦とかも''含まないで''この時間を拘束されるんのはヤバすぎる。眠くなりそうだった。

『ゲーム内スタッフロール』→イベントシーン→『本当のスタッフロール』とかやってくるんだもの。
まだあるのかよ!と途中からスキップしたくなった。
スキップしたくなる初見のムービーって何だよ。
【ゲームと映画の違い】

ムービーが長いのが何故悪いかというと、単純にプレイヤーとて見る事しか出来ないから。操作が出来なくてゲーム世界に関わることが出来ないから。それならもう動画や映画で良くなる。
そのムービーも見てて面白いのならともかく、このゲームの場合は別にそういうわけでもなかった。
小島監督が映画が好きなのはこのゲームを通じても理解できるが、それなら物語の''尺をカットするという重要さ''も理解してほしかった。
ムービーシーン全般、見せたい要素をプレイヤーに詰め込んでるのが伝わってくる。ゲームだから尺とか気にしてないで作ってる感じが凄い。その考えじゃないとこんな超ムービーは普通用意しない。映画の上映時間と同じでプレイヤーが飽きてしまう時間とか、どこら辺で一息入れてゲームを中断するようになるかとか一切考えてない。
昔のPS2時代とかには所謂''ムービーゲー''と揶揄されるようなゲームもあったと思う、特にFFシリーズとかそういわれてた気がする。そのゲーム達も、このデスストと比べればはるかにマシ。今の時代にこんなムービーゲーがあるとは思わなかった。
【何度も見せられる同じようなシーンとフレーズ】

ムービーを見せられて思ったのが、意図してるんだろうけど何度も見せてくる同じようなシーンやフレーズ、これがムービーの退屈さに拍車をかけていた。
フラジャイルがよくサムに『食べる?』と聞くシーンも合計で3回くらいでいいだろうに、必要以上に多くてしつこい。
クリフの登場シーンとかもう何回目だよそれってくらい見せつけてくる。もういいよ、好きなのは分かったからもういいよ、って気分だった。
最後に種明かしとしてクリフ視点で始まるのなら、BBから見た視点のムービーもあんなに種類はいらなかった。何種類あるんだってくらい見せられたし、そこの山場であるクリフとサムの抱擁シーン、ここにいく過程までもこれまた無駄に長かった。
シーンの全てが冗長気味。
【説明しすぎ、良い方が回りくどい】

また、ストーリーが難解なのを分かりやすくしようとしてるのか、キャラクターが実はこういうことあったんだよーという物事を説明しすぎ。
デッドマンなんて特にそれが顕著で、もうただの勝手に説明するおじさんになってた。そこら辺は別に抽象的なままで良いのに。
ムービーが長くなってるのは、いちいちキャラクターの言い回しが回りくどいことにも起因している。30文字くらいでシンプルにまとめられそうなのを、何故か無駄に60文字くらい使って説明しようとしてくるし。
【どんな作品も終盤が大事】

どんな物語や作品であっても終わらせ方というのは重要で、終盤でこんな超ムービーをぶつけてくるもんだから、自分の中で今まで一定の評価をしていたこのゲームの価値は大分下がってしまった。
今まではここは人を選ぶ要素だから…とお茶を濁せたものの、ムービーに関しては人を選ぶ要素ではなく、明らかにゲームとして駄目な要素だと思ってるから。だからこそ今の時代には、ムービーゲーというものは基本的に無くなっていったのに…。
いらないところは編集やカットするという重要さを、プレイヤーとして身に沁みて理解してしまった。

この最後となる''スタッフロールを飛ばせない時点''でもう逆に納得してしまった。
ここまで見せてきたんだから、これも最後まで見せつけたいよねって。ここまでいくともはやエゴ。
【総評】
クリア後にカイラル通信がまだ通ってないところとかも含めてやろうかと思ってたのに、もうこのムービーの押し付けがましさに嫌気が差してやる気が失せてしまった。ゲームとしては雪山くらいまでの中盤が一番面白かったな。
続編となるデススト2は発表されてるみたいなので、駄目だった点は本当に改良してほしい。そもそも、この配達するというゲーム性のゲームにムービー自体が別にいらないんだよ。ムービーが必要だとしたら、本当に盛り上がるような場面か、ボス前の登場ムービーくらいだよ。
配達するというゲーム内容や設定、流れる音楽は良いんだけど、ゲーム全体を通すと人にはオススメ出来ない作品だった。
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