【ライフイズストレンジ ビフォーザストーム】 クリア後のネタバレ感想。
2023/02/15

ライフイズストレンジビフォーザストーム(LisBtS)をクリアしたので、ネタバレ感想を書いていく。
前回が振り返りながらの長い感想だったため、今回もう少し短くさっくりと終わらせることにした。
関連記事はこちら。

【ライフイズストレンジ】 クリア後の振り返りネタバレ感想。
ライフイズストレンジをクリアしたのでネタバレありの感想を。全5章あるストーリーを、印象が残ってるシーンとかを振り返りながら語っていく。そのため、結構長めになっております。...
目次
1.ネタバレ感想
1-1.クロエについて
1-2.レイチェルについて
1-3.選択肢一覧
1-3.ボーナスエピソード
2.気になったこと
2-1.ゲーム性が薄くなった
2-1.字幕の位置おかしい
3.総評
1.ネタバレ感想
1-1.クロエについて
1-2.レイチェルについて
1-3.選択肢一覧
1-3.ボーナスエピソード
2.気になったこと
2-1.ゲーム性が薄くなった
2-1.字幕の位置おかしい
3.総評
【ネタバレ感想】
【クロエについて】

本作はライフイズストレンジの前日淡的な話になる。
マックスが引っ越して別れたあとにどうやってクロエがグレていったのか、またレイチェルと出会ってどうなっていったかを描いていて、特に良かったと思ったのが、クロエがいかにマックスのことを大事にしてたかをよく知れたということ。

この連絡の取れなくなった架空の親友を相手にして書いてた日記もそうだし、ストーリー上でもなにかとマックスがどうこう言うことがあるクロエ。
無印をプレイした時には、このクロエというキャラがマックスに比べてやんちゃすぎてあまり感情移入がしにくかった。

だけど、今回はクロエが主人公になったことにより、クロエから見た景色や感情がプレイヤーにも直接伝わってきた。父親が死んだことによって時々見てた幻に対する想いとか、些細な心境の変化をより理解しやすくなった。
今もし無印本編の方をやり直したら、最後の選択は本当に辛いことになりそう…。そういう意味ではやり直したくはないかも。
【レイチェルについて】

無印版の1つの謎でもあったのが、レイチェル・アンバーの行方不明事件。
結局それは担任のジェファソンが犯人で、被害者となっていたレイチェルを助けられるという未来はなく、そうなれば''レイチェルとは生存していた時どういう人物だったのか''と、気にはなっていた。
結論から言うと、ヤベー女だった。
クロエが少しやんちゃ気味なキャラだと思ってたが、それよりももっとぶっ飛んでる。ストーリーの展開上、自分の父親が浮気してたことを知るが(結局勘違い)、その怒りをぶつける為に父親との写真を燃やす。

燃やしたものをゴミ箱に入れて蹴とばしたせいで、事態は最悪なことになって山火事にまで発展してしまう。山火事になってしまったのはその場の流れとはいえ、さすがにこの展開には引いてしまった。
その他にもワインを盗むことをクロエにけしかけるし、家のガラステーブルを叩き割るし(まぁこれは仕方ないけど)、家庭事情に同情するところもあるが、情緒不安定でキレさせたらヤベー女というイメージが最後まで拭えなかった。
クロエとレイチェルが仲良くなる期間が数日間という短さしかプレイヤーが体験出来ないのもあって、もう少し一緒に居る期間が長ければ、レイチェルに対する印象も変わったかも。
【選択肢一覧】


選んでいった選択肢はこんな感じ。

この最後の選択も無印に比較したら弱め。一応グッドエンド含め両方見ておいた。
まぁリアルに考えたら、今回のようなレイチェルの母親は別にいるという事実があったら、レイチェルには打ち明けないままにしとくかな。
そして、レイチェルがもっと大人になったら打ち明けると思う。

レイチェルとクロエが仲良く良い感じの終わり…に見えても、最後にこのシーンを入れると、現実に引きもどされたような気持ちになる。
未来はもう決まっている…。
【ボーナスエピソード】


本編以外で良かった点が、『ボーナスエピソード』としてクロエとマックスの幼き頃のエピソードを体感出来ること。
宝探しという名の海賊ごっこをして楽しそうに遊ぶ2人は楽しそうでほっこりする。しかし、マックスは引っ越しをすることが既に決まっていた。

楽しそうな2人の遊びも終わり、そこには悲しみに明け暮れたクロエの母親であるジェイスが家に帰ってくる。そう、この2人が最後に一緒遊んだ日は、父親のウィリアムの事故が起きた日だった。
クロエの父親との葬式のあと、マックスはすぐに引っ越してしまう。この時のマックスがクロエに残した録音メッセージは、クロエに対する想いが詰まってて涙が出た。
しかしここまでしてるのなら、''何故マックスはその後に5年間もクロエを放置してたのか''ってのが、未だに良く分からない。
やっぱり、父親の死もあって会い辛かったんだろうか?
【気になったこと】
ここからは、気になったことについて語っていく。【ゲーム性が薄くなった】

時を操る能力を持ってたマックスとは違い、クロエは普通の女の子。
そのおかげで、時を戻して選択肢をやり直すという要素が無くなってしまった。
一応相手を問い詰めていく『バックトーク』というシステムがあるが、別に『逆転裁判』や『ダンガンロンパ』のように爽快感があるわけでもないし、面倒くさいだけだった。

ストーリー上では重要そうな選択肢も中にはあるが、時を戻せないってだけで何だか''普通のアドベンチャーゲームになってしまったな''って感じ。
もう少し、システムを練って欲しかった。
【字幕の改行が変】

字幕が時々ぶつ切りのようになって、言葉の途中で改行されてるのが明らかに変。
どうも無印版とはローカライズを手掛けた会社が違うらしい?この字幕の改行がおかしいところなんかは、ローカライズが雑な洋ゲーでよく見るやつ。
字幕の大きさを変えられるからこの仕様なのかもしれないが、少なくとも無印はそうじゃなかったからそのままであってほしかった。結構気になってしまった残念ポイント。
【総評】
総評としては、正にライフイズストレンジを好きな人用へのファンゲームという感じ。別にプレイ必須というほどではないが、無印版のクロエが好きな人、もしくはそうでもなかった人にこそプレイしてほしいと思った。
クロエを主人公にして進めていく事でクロエのことをより好きになったし、ボーナスエピソードで過去を体験出来たのは良かった。マジでこれだけでもやる価値はあった。
時系列的には本作からプレイしてると、無印本編の方でもクロエに感情移入しやすくて良さそうだけど、でもそれだとレイチェルって誰?みたいなミステリー的な楽しみ方は一切無くなってしまう。いや、ミステリー作品じゃないんだけどね。
今作からこのシリーズを始めたって人が居たら、是非意見を聞いてみたいところ。
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