【魔界戦記ディスガイア7】 体験版をプレイしての感想。

魔界戦記ディスガイア7の体験版をプレイした。軽く感想を書いていく。
前作の6以外のほとんどのディスガイアシリーズはプレイしてるので、ディスガイア自体の細かい説明を省いて、シリーズ経験者からの目線で書いてみる。PS4版です。
目次
1.魔界戦記ディスガイア7 体験版の感想
1-1.世界観は和風。コミカルなノリは健在
1-2.3Dグラフィックはまずまず
1-3.パワーアップする神討モード
1-4.デカすぎる弩デカ魔ックス!
2.気になったこと
2-1.ガ邪ポンのバランスブレイカー感
2-2.ボイス音量が低い
3.総評
1.魔界戦記ディスガイア7 体験版の感想
1-1.世界観は和風。コミカルなノリは健在
1-2.3Dグラフィックはまずまず
1-3.パワーアップする神討モード
1-4.デカすぎる弩デカ魔ックス!
2.気になったこと
2-1.ガ邪ポンのバランスブレイカー感
2-2.ボイス音量が低い
3.総評
【魔界戦記ディスガイア7 体験版の感想】
先に書いておくと、体験版の遊べる範囲はストーリーで第2話の終わりまでになっている。大体ここまで到達するのには1~2時間くらい。第2話の最後に待ち構えてるボスを倒すと、強制的に終了してタイトル画面に戻される。
※体験版のセーブデータは製品版にも引き継ぐことが可能。
【世界観は和風。コミカルなノリは健在】


今作の世界観は和風寄りになっていて、『日ノ本魔界群』という多種多様な魔界から成る魔界群が舞台。
主人公のフジは、はぐれ武士で武士道嫌い。ヒロインのピリリカは、武士道に憧れる日ノ本オタク。この2人をメインに話が展開されていく。
序盤から始まる流れもシリアスというよりコミカルな感じなのが、いかにもディスガイアって感じ。

ピリリカは『超・性善説主義者』という、相手が悪人であろうとも''何か理由があってそうなったに違いない''と勝手に感じてしまう人物。何という性格だ。
このピリリカのやりとりを見てると、ディスガイア1のフロンっぽい性格だなと思った。初期で持ってる武器も弓だし、回復も使えるし。
【3Dグラフィックはまずまず】


ストーリー進行はチュートリアルも交えて教えてくれるので、シリーズ初心者でも独特なディスガイアのシステムを理解していけるはず。グラフィックは前作の6から3Dグラフィックに変わったらしい。グラフィックを初めて見た感じでは変な違和感もなく、ちゃんと動きもあるので悪くない。
個人的には5とかまでのドット絵のような方が好きだけど、これはこれでアリだと思った。キャラデザの原田たけひとさんの絵柄にも合ってる。

ゲームの拠点となる場所にはアイテム屋やら、スキル屋やら、色んな設備が揃っているのもシリーズ恒例。

拠点にある『スカウト屋』という場所を利用しての汎用キャラクリエイト画面。
初期クラスはこんな感じで、クエスト屋にあるクエストの条件をこなしていくと更に増えていく。
3Dグラフィックによってシーフ(女)がよりあざとく感じる!シーフ(男)も今作から追加されてた。
【パワーアップする神討モード】

ストーリー上の展開では、フジたちが『始祖の七降り』と呼ばれる伝説の武器を集めることになっていく。
フジもピリリカからその1つである完斬無止(カンザンムサシ)をもらい受けると、『神討モード』というシステムが解放されるようになった。


戦闘中に神討モードに移行すると、その時の効果は武器によって様々。フジが持ってる完斬無止は、相手の防御力を下げられる優秀な効果を持っている。
このモード中では更に固有の強力な特殊技も発動出来るが、その特殊技を使ってしまうと神討ちモードは強制的に終わってしまう仕様。特殊技は早めに使わない方が良いのかもしれない。
ディスガイア5にも『魔奥義』という一時的にキャラをパワーアップしたり、戦況を逆転するような要素があったが、今作では神討モードがその立ち位置のような印象を受けた。

ステージにあるギミック要素でもある『ジオシンボル』というお馴染みの要素も健在。
シリーズ初心者の人は、とりあえず敵が強化されるシンボルをぶっ壊せばok。

他にもストーリーでは様々な新キャラが出てくるが、2話までで終わりなためにまだ何とも言えないところで終わり。
お馴染みの滅茶苦茶な次回予告も完備。
【デカすぎる弩デカ魔ックス!】


今作の目玉要素でもあるのが、キャラクターが巨大化する『弩デカ魔ックス』というシステム。
あまりにもデカすぎてステージの外側に立つほどにキャラが巨大化する。この時の巨大化したキャラクターは『弩ビリティ』というスキルを所持し、それがフィールド全体に影響するため、その弩ビリティの効果を考えて戦うことも重要な要素となる。

巨大化すると一部の行動は制限されてしまうが、どんな場所に対しても拳を叩きつけて強力な範囲技で攻撃したり、巨大化した相手自身に直接攻撃が出来たりと、正に怪獣映画のような戦いが出来てスケールが大きい。
これって一応SRPGだよね?と、ジャンルを間違えたかのような変な感覚に陥ってしまう。

巨大化はどのキャラでも条件を満たせれば出来るらしい。
巨大化されたらこっちも巨大化で対抗したりと、今までとはまた違った戦略性を求められそう。
このステージはボスさえ倒せば勝利だったからひたすら直接攻撃して事なきを得たが、雑魚キャラも含めて全滅が条件だったらかなり厳しい難易度だった。
【気になったこと】
ここらからは、ゲームをプレイして気になったことについて語っていく。【ガ邪ポンのバランスブレイカー感】

拠点内での回復ポイントである魔界病院にいくと、回復した量に合わせてポイントをくれる。そのポイントを使う事で『ガ蛇ポン』というガチャみたいなものを回すことが出来るようになる。
このガ蛇ポンで手に入るアイテムは確率だが、明らかに強力なアイテムが簡単に手に入ってしまうのが気になった。体験版の1~2章の時点では武器のなんて売ってるやつですら+20の攻撃力とかなのに、このガ蛇を使うと一気に+80以上のが手に入ってしまう。
まぁガチャといったらそういう当たりレベルなのはあってもいいが、思ったより簡単に手に入ってしまってこれはいいのか?という気持ちになった。
【会話のボイス音量が低い】

気のせいではないと思うが、ストーリーパートの会話のボイス音量が小さくて聞き取り辛い。
設定で変えようとしたら、戦闘中のキャラ音声くらいし変えられないらしく、駄目だった。BGMが大きすぎるのかもしれないが、キャラクターのボイスをもっと大きくして欲しい。
【総評】
体験版を触った序盤の感想としては、コミカルなノリに可愛いキャラ、独特なシステムの数々と、良くも悪くもいつものディスガイアって感じ。
前作で評判が悪かったらしい自動周回を今回やるには専用アイテムが必要らしい(?)が、体験版では今のところ未確認。
今回から追加された新システムはまだお試し程度しか出来てないから、まだ何とも言えないところはある。そもそもこのシリーズは''クリア後からが本番''と言われることもあるくらい後半の方に面白さが詰まってるので、序盤しか出来ない体験版とは相性が悪いかもしれない。
製品版の発売日は1月26日。いつも通りのディスガイアらしさは健在だったので、そういうのをやりたいって人には向いてるかも。セーブデータが引き継げるのもあり、発売前に自分で体験してみることもオススメする。
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