絶体絶域

【ロストジャッジメント 裁かれざる記憶】 レビューと評価。いじめ問題をテーマとした挑戦的な続編。

2022/08/02
PS全般 0
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ロストジャッジメントをクリアしたので、レビューと評価をしていく。

サブ要素も含めて中盤まではかなり楽しんでプレイしていたものの、そこからのメインストーリーの展開がくどさや冗長さを感じてしまった。



関連記事はこちら。

【ジャッジアイズ 死神の遺言】 レビューと評価。キムタクが演じる八神と共に、3年前の事件の真実を追え。

ジャッジアイズをクリアしたので、さささっとレビュー。あの誰もが知ってる、キムタクこと





【ロストジャッジメントとは?】

『木村拓哉』ことキムタクが演じることで話題になった前作の『ジャッジアイズ 死神の遺言』の続編。龍が如くスタジオ制作、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム。

今作はその前作から3年後の話となっている。

※前作からの続きとはいえ、前作のプレイが必須というほどではなく、いきなり今作からでも問題はない。しかし、前作はもうかなり安い値段で買えるし、あえてやらない理由も特にないため、基本的には前作からの方が良い。


【前作と同じで主人公は八神】

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主人公はお馴染みの八神探偵事務所の八神隆之。元弁護士。

八神の相棒である元ヤクザの海藤も登場し、前作で仲間になった九十九や杉浦が新たに探偵事務所を立ち上げたところから物語が動き出す。


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俳優陣としてはキムタク以外にも前作で出演していた中尾彰や、今回から登場の光石研、山本耕史、玉木宏が元となったキャラクターも新たに登場している。

モデリングの出来が良くて顔もそっくりで、皆俳優なだけあってそれぞれ演技力も高い。


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はっちゃけたアクションも健在。

そこら辺の建物の看板を持って殴ったり、相手が高校生だろうと殴り倒したり、探偵であり弁護士のはずなのに、暴力で解決することが多いのもお約束。


【いじめ問題がテーマ】

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前作の舞台が東京の『神室町』という場所だったのに加え、今作は横浜にある『伊勢佐木異人町』という場所が新たに増えた。

この異人町ではマップが広いことながらも、『誠稜高校』という学校があることが一番の特徴であり、今作ではその高校を舞台とした''いじめ問題''も大きくストーリーに関わってくることになる。


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いじめによって起きた自殺や、殺されてしまった者の復讐。

特に今でも現実問題でいじめを無くすことの難しさから、いじめによって起きる問題は絶対的な答えや対処法があるわけではない。

その難しくて社会問題にもなっている''いじめ''をテーマに、劇中で起きた痴漢や殺人といった事件と共にストーリーが展開されていくことになる。


【ユースドラマが楽しい】

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誠稜高校では『ユースドラマ』というシステムがあり、これが今作での1つの大きな要素。

八神は主に高校のミステリー研究部の''外部指導員''ということになってこの学校に潜入をすることになるが、そこで色々な部活動や生徒と関わって進行していくサブストーリーのようなものが、このユースドラマとなる。


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例えば、ダンス部を手助けする展開になり、ノリノリのダンスを音ゲーのゲーム性で教えるようになったり…


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ロボット部でロボットをカスタマイズして、ロボットコンテストに出場したり…


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ボクサーになって生徒と対決したりと、他にも様々なミニゲームを絡めた要素がある。

ユースドラマ自体は別にメインストーリーに関わるわけでもなく、サブストーリーなので別にやらなくちゃいけない訳ではないが、全てクリアするとなるとそれなりのボリュームもあって、色々なミニゲームを楽しめることが出来るのが魅力の1つ。


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このユースドラマ全般で関わることになるのが、ミステリー研究部部長である天沢鏡子。

この子は単純に可愛いし、ミステリー好きであるが故に探偵っぽい行動が好きで、しっかりしてそうでどこか抜けている感じの良いキャラをしていた。

八神の本業である探偵業では泥臭い仕事が多かったが、ユースドラマでは外部指導という''先生''のようなポジションで生徒と接する事が出来るため、それがとても新鮮で楽しかった。


【前作からの改善点は多い】

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また、前作から改善された点も多い。より戦闘スタイルが増えて戦いやすくなり、戦闘後の貢献度も増加した。敵の発動した大技にもカウンターで対抗できる手段も増えた。

街の中を移動する際に、スケボーを使っての移動が可能になったのは大きい。スケボーでの移動は普通に走るよりも速度が出るし、シンボルエンカウントを無視できる特性なのでストレスが減った。前作では自分が進む方向に敵が居た場合は、違う道を行くとかしない限り避ける手段が無かったので。


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前作から街にあるタクシーを使えば街の中を移動出来るシステムだったが、結局はタクシーがあるその場所に向かわないと利用出来なかった。今作からは、それがいつでもメニュー画面からタクシーを呼び出せて便利になった。

このように、他にも前作から様々な改善点があって遊びやすくなっている。


【気になったこと】

ここからは、気になったことについて語っていく。

【中盤以降の冗長さ】

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メインストーリーも中盤までは引き込まれて良いのだが、ここから先は似たような展開になったり、とあるキャラクター同士の問答をひたすら見せられることになる。

何故そうなったかの細かい状況はネタバレになるから言えないが、その場面が本当にくどくて冗長。引き伸ばしといっても過言ではなかった。

いじめ問題に置いてそれぞれが考える意見のぶつかり合いはあってもいいが、そういう問題ではなく、プレイヤーとして同じ展開を見せられるのがキツかった。いやもうメインストーリー終わってくれよ…という辟易とした気分になってしまった。もっと内容を圧縮出来たはず。

この部分がとても残念で、自分の中で大きなマイナスになったポイントだった。


【一部のユースドラマが苦行】

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ユースドラマは大体は楽しんでプレイ出来たが、その中でも問題外なものがある。

ユースドラマを進める上で大事なことは、基本的に用意されているミニゲームをクリアしないと話が進まないということ。難易度が高い場合はゲーム設定の難易度を下げられることで対処が出来るが、それよりも大事なのは、そのミニゲームが面白いかどうか。

特に八神が暴走族に入って『デスレース』というバイクで対決することになるミニゲーム、これが本当につまんなかった。このレースのゲーム性が全員でレースして1位を決める訳じゃなく、先に戦うことになる隊長クラスの囲いの雑魚敵を全部倒さないといけなくて、その後にようやく隊長とのバトルという謎の2段構えのせいでテンポも悪い。

そして、どれだけ頑張ってバイクでスピードを出しても、結局は強制的に追い付かれてしまう仕様のおかげで、もはやレースの意味がない。無駄に長く設定してあるコースがゴール前近くまで続き、その''ゴール前でバイクをブーストして、相手より先にゴールするだけのゲーム''だった。

そうなると結局、ゴールする直前までの流れが茶番でしかない。難易度を下げてようが関係なく、このデスレースは本当に面白くない癖に、やたら何度もレースをさせられるから苦痛で仕方なかった。

他にも好きではないミニゲームはあったが、これがその中でも抜けて完成度が低い。


【総評】



『面白さ B+
(C:微妙 B:普通 A:人にオススメ出来る S:特に不満点が見つからない素晴らしい作品)

クリア時間は、メインストーリーだけを追えば20時間くらい。そこにユースドラマやサブクエもやると追加で20時間以上と、ボリュームはそれなりにある。

前作であった戦闘やマップ内での移動等の細かいところは改善され、そこに学校という要素も加わって新鮮さも増えた。

ただ、だからといって前作の上位互換というわけでもなく、気になったことで述べたようにメインストーリーの完成度に関しては疑問点。ここは明らかに前作の方が楽しめた。

まだ両方をプレイしたことない人に前作と今作どっちがオススメするか?という質問があれば、個人的には前作の方をオススメする。今作も十分な面白さはあるが、より人を選びやすくなった作品といった感じ。

色々と楽しかったことも多いし、ゲームとしては満足はしてるが、クリアしたという達成感や充実感のようなものは薄かった。
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SSX
Admin: SSX

自分が面白そうならとりあえずプレイしてみる雑食ゲーマー。特に格ゲーや、ゲーム音楽などが大好物。アニメや映画といった映像作品も好き。

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◆現在プレイ中
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◆適当な一言
3月まで早速のゲームラッシュ。とりあえずリリンクは買います。

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