【DNF DUEL】 オープンβテストで遊んでみた感想。はっちゃけたスキルが魅力なアラド戦記の格闘ゲーム。

突如として舞い降りた新星の格闘ゲーム『DNF DUEL』
PS4/PS5で行われた、3日間あるオープンβテストに参加してきた。色々とグラブルVSに似てるところがあるなと思う反面、違った独自の良さもあった。
全キャラと対戦して基本コンボ出来るくらいにはそこそこ遊んだので、そこで思った感想なんかを語ります。
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目次
1.DNF DUELとは?
1-1.安定のグラフィック
1-2.遊べるモードとキャラクター
2.はっちゃけたスキルが魅力
2-1.スキルにはMPを使う
2-2コマンドは簡単
3.気になったところ
3-1.熱帯は快適。エラーが多い
3-2.さすがに説明不足すぎる
3-3.システムが追い付いてない?
4.総評
1.DNF DUELとは?
1-1.安定のグラフィック
1-2.遊べるモードとキャラクター
2.はっちゃけたスキルが魅力
2-1.スキルにはMPを使う
2-2コマンドは簡単
3.気になったところ
3-1.熱帯は快適。エラーが多い
3-2.さすがに説明不足すぎる
3-3.システムが追い付いてない?
4.総評
【DNF DUELとは?】

DNF DUELとは、『アラド戦記』を題材とした2D格闘ゲーム。
アラド戦記とはネクソンが運営するMORPGで、中国では人気らしい。制作はギルティやブレイブルーで有名なアークシステムワークスと、マブカプとかで有名なエイティングとの共同開発。
ちなみに、原作であるアラド戦記のことは未プレイでまったく知らない為、単純に1つの格ゲーとして見て語っていきます。
【安定のグラフィッククオリティ】



アークが関わってるだけあって、アニメ調で表現されたグラフィックのクオリティは高い。
原作とは担当してるキャラクターの声優が違うらしいが、ちゃんとキャラクターボイスも日本語で表現されている。
【遊べるモードとキャラクター】

オープンβなだけあって全ての機能はまだ解放されていなかった。
対戦して遊べるモードは、部屋を作ってそこで対戦する『プレイヤーマッチ』のみ。
トレーニングモード、チュートリアルモード、オフラインのアーケードモードすら一切ないという硬派スタイル。

オープンβ初日は特に対戦でのエラーが多かったせいか、サーバーメンテナンスが入ったりしていた。メンテ中ではプレマが選べなくなり、その代わりCPUとの対戦を楽しめた。
しかし、こちらが使えるキャラクターが''ランダム''になるという仕様のせいで、このCPU対戦を使ってキャラクターの練習が出来たかと言われると怪しかったが。

このオープンβテストで使えるキャラクターは全部で10名。左上から右下までを順に紹介すると…
・長いけん制技持ちの『ヒットマン』
・銃を持った遠距離キャラの『レンジャー』
・暴力的な見た目の『バーサーカー』
・長い槍を持った『ヴァンガード』
・斧を持った女性の『異端審問官』
・ドラゴンを従える『ドラゴンライダー』
・巨漢の神父の『クルセイダー』
・素早い攻撃がウリの『ストライカー』
・柔道家の見た目の『グラップラー』
・忍術を使う『クノイチ』
いずれもキャラクターの固有名があるわけではなく、ゲームのジョブ名のようなもの。FFの魔道士とかモンクとかそんな感じの名前。


ゲーセンの筐体があって、そこに座って対戦する作りというアーク製で良く見かけるプレイヤーマッチ。
自分の分身であるアバターも、3Dモデルでキャラクターに合わせてしっかり作られてて可愛い。ここら辺もグラブルVSと似た感じ。
【はっちゃけたスキルが魅力】
本作は空中ダッシュとかが無い為、キャラクターの操作の自由度はそんなに高くない。その割に、そのキャラクターが使える必殺技(スキル)が、大分はっちゃけた性能をしているのが魅力であり特徴。


例えば、異端審問官の『車輪の刑』と呼ばれる大きな車輪を召喚するMPスキル。
発生は遅めだが、発生さえすればその場に居る相手を3秒くらいは拘束する。時間がめっちゃ長い。
当たってたらコンボ、ガードされても相手はずっとガードを強いられる。ガードしすぎるとガードブレイクというシステムもあるので、拘束出来るだけで結構なプレッシャーをかけられる。

クノイチが使う『火炎旋風』という炎の竜巻のようなスキルも同様。
画面端から端近くまで移動して相手を長めに拘束する。かなり避け辛い。

特にヤバイと思ったのが、クルセイダーが使う相手の背後に巨大な壁を出現させる『ディフレクトウォール』
有名なキャラで例えるならストリートファイターのユリアンが使うエイジスに近い。エイジスは相手がある程度近くでないと意味なかったりするが、このディフレクトウォールは即座に相手をサーチして発動する距離と発生の速さがヤバすぎる。
初段だけダメージ判定があるので、食らってしまうとそのまま前方にふっとんでクルセイダーにコンボを決められる。あまりに壁が巨大すぎるせいで、バックジャンプでも避けられない。画面中央でも強制的に画面端の状態にさせられるぶっ飛んだスキル。
この他にも条件が揃うと無敵技がリスクなく使えるヒットマンとか、紹介すると色々とはっちゃけたスキルが存在している。
【スキルはMP制】

スキルには普通のスキルと『MPスキル』の2つがあり、特に強力なMSスキルの方は、名前の通りMPを消費する。
格ゲーでよくあるさまざな物に使うゲージを、アラド戦記の原作を再現してるのか『MP』と呼称している。
あまりMPをガンガン使っていると数値が0になってしまい、しばらくMPスキルを使えなくなってしまう。
全キャラ共通でMPスキルを使った無敵の切り返し技があるのも、格ゲーとしては珍しい要素。(クルセイダーだけは別?)
【コマンドは簡単】

ボタンコンフィングはこんな感じ。
通常A、通常B、スキルのS、MPスキルのMSと、ギルティのボタンに近い4ボタン性。
あまり使ってないが、『ガードボタン』もある。多分、めくりとかもガード出来るようになるやつ。

スキルのコマンドも簡単で、レバーを横入れながらMS(←MS)や、下入れながらのMS(↓MS)で発動してくれる。スマブラ系と言った方が分かりやすいかも。
こういう簡単な操作のお陰もあり、見た目以上に遊びやすい作りになってると思った。
【気になったところ】
ここからはオープンβテストを遊んで気になったところ、改善点を望む点を語っていく。【熱帯は快適だが、エラーが多い】

オープンβテストで人が多いだろうから仕方ないだろうなと思いつつも、対戦自体はロールバックシステムのお陰で、よっぽど遠く離れた人とやるとかではない限りは快適に遊ぶ事が出来た。これも安心のアーク製。
その代わり、数戦しただけでエラーが落ちて部屋から退出するといったことも多く、安定した対戦はなかなか出来なかった。たまに相性良い人と1時間続けて出来ることもあったけど、それも結局はエラーでお別れになってしまった。
こういうエラーを見る為のβ版でもあるだろうから、さすがに次回には改善されてるだろうけど。

エラー問題に続けてもう1つ。
プレマの検索が、最大3~4つまでしか表示できないのが面倒だった。
本来は内部的にもっと部屋が建ってたであろうことから、再検索するたびに全然違う部屋ばかり表示されるのがややこしかった。これも先ほどのエラーと同じで、多分本製品とかでは改善されてるとは思う。
【さすがに説明不足すぎる】
最初に言ったプレマ以外のトレーニングモード、チュートリアルモードすら無かったことについて改めて言及する。冒険家の皆さんに戦闘の基本をご紹介します!
— DNFDuel (@DNFDuel) December 17, 2021
まずはHPゲージから始めましょう!
英語版はYouTubeチャンネルで閲覧できます!#DNFDuel #System #HP #DFO #アラド戦記 pic.twitter.com/XI9u8qnYiL
トレーニングモードが無いのはまだ良いとして、せめてシステムの紹介であるチュートリアルや簡単な説明くらいはゲーム内でして欲しかった。公式Twitterでコマンドリストや、システムの軽い説明動画を上げてたが、何でプレイヤーがわざわざSNSを経由しないといけないのか意味が分からない。
ゲームのことは、ゲーム内で完結してほしい。もしかしたら''手探り感''とかを楽しんで欲しかったのかもしれないが、これに関しては手抜きでしかないと感じた。実際ガーキャンの存在をまだ知らないのか、使ってる人をほとんど見なかったし。
【システムが追い付いていない?】

スキルが全般的に強いのは良いとして、それに対して空中ガードすらなかったり、遠距離キャラに近づく手段が乏しかったり、基本システムがスキルの強さに追い付けてない印象を受けた。
まぁこれに関してはまだ全然ゲームに対する日が浅いのもあって、これから印象が変わることもあるだろうから、そうなることを期待したい。
【総評】

HPが減るとなる『覚醒』の恩恵とか、スキルをキャンセル出来るようになる『コンバージョン』という行動、ここら辺の他のシステムは、まだオープンβでは使いこなせなかった。
自分がずっと使用してた『ドラゴンライダー』で上手いと言える人を見かけなかったので、このキャラはトレモで色々とコンボや攻め方が見つかったら伸びそう。キャラとしての感触は、他キャラよりは空中に自由度があって結構楽しかった。あとかわいい(ここ大事)
実はこのゲーム、製品版の発売が2022年夏に決まったとのことなので、どうせならもう一度、発売前の春くらいに2度目のβテストとかを遊んでみたい。今度はエラー落ちとかが改善されてるバージョンとかで、快適に遊んでみたい。
あまり期待してない割にはゲームとしては結構面白かったんで、そこの良さを無くさないで調整していってほしい!
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