絶体絶域

【仁王2】 クリア後のネタバレ感想。

2021/09/04
仁王2 0
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無事に仁王2をクリアしたので、ちゃんとした感想を書こうと思う。

レビュー形式だと細かいところに触れられなかったりするので、ネタバリあり感想にしながら、自分が感じた良かった点、悪かった点を語っていく。

仁王2の今までのプレイ感想はこちら。

【仁王2】 プレイ感想その1『桜禍の村』 いきなりクライマックス!?ハクスラ系和風ソウルライクゲーム。

PSNowに再び入り、コーエーテクモから送り出されたアクションゲーム、『仁王2』のプレイ感想を書いてくことに。ダークソウルのようなソウルライク系と聞いて、死にゲー好きとしてはワクワクしている。ネタバレ注意!ちなみに、前作からプレイしようか迷ったが、結局やっておりません!まぁ別に大きな問題はないでしょうということで。仁王2をやることになった経緯については、こちらの記事で。【PSNow】 仁王2にRDR2、PSNowが少し...





【ストーリー関係について】

改めてストーリーを要約してまとめると、仁王2というのは、主人公と藤吉郎が秀吉として2人で1人、正に仁王となって駆け巡っていく物語。

ただ、そこがどうも全然しっくりこなかった。


【藤吉郎の存在について】

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これは自分のプレイ感想でも伝えた通り、出会ったときから藤吉郎自体が胡散臭いというか、あまり良いイメージがなかった。これはゲームが進む旅に段々藤吉郎も年を取ったり貫禄が付きだすと、中の人演じる竹中直人に近くなってきてマシになってはきたんだけど、少なくともそうなるまでは違和感しかなかった。演技がマッチしてなかった。

あっちからは一方的に気に入られてるが、こっちはプレイヤーとしてはそうではなかったため、藤吉郎に対して相棒という感情移入がしにくかったのが、ストーリーの印象が微妙だということに繋がっている。ここら辺はあくまで自分が感じたことなので、他のプレイヤーがどう思ったのかは気になる。

竹中直人は好きだけど、別に起用しなくても良かったよねって今でも思う。

俳優を起用した違うゲームでもある『ジャッジアイズ』という作品でも、中尾彬が弁護士役で出たり、滝藤賢一が刑事役で出演してたりするが、そっちはまったく違和感がなかったんだから。

普通にこの『藤吉郎』という役は主人公より重要なポジションのキャラと言ってもいいので、もっと若い見た目のキャラとか、オリジナルキャラにして欲しかった。


【無明の存在について】

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ソハヤ衆の長であり、ヒロインポジションである無明。

無明という名前は襲名のようなもので別に本名ではないと思うが、逆に最終的に一番の''相棒感''があったのがこの娘。

これは後で知ったんだけど、無明も女優の波留という方がモデリング兼声優をやってたらしい。さすがに他のキャラと顔の作りが違うから何かあるなと思ってたら自分が無知なだけだった。ただ、こちらに関しては特に演技がどうだったとかはなく、終始ナチュラルっぽいところが良かった。

ソハヤマルの武器に関しても、別に義龍じゃなくて、むしろこの無明を双子という設定にした方がよりしっくり来たのでは?と思ったりもしたが、主人公自体がキャラクリで作ってるから似てなさ過ぎて無理か。

まぁアヤカシ退治のためとはいえ、後半になると何で主人公とこんなに一緒に居るのかも疑問があったし、終盤の展開で年を全然取ってないのも結局分からないままだった。

やっぱり、藤吉郎や無明といった仲間関係は、もうちょっとそこら辺を詳しく表す描写が欲しかった。ピンチになった仲間を助けるだとか、仲間意識を芽生えさせてくれるような何かが。気づいたら話が飛んでて別の展開になってるんだもの。


【終盤の展開について】

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前作主人公のウィリアムが出てきたりと、怒涛の展開だった終盤。

前作をプレイしてない身としては…正直、いらなかった。置いてきぼり感が半端なかった。
『残照編』自体に意味を感じなかったし、最後がそんな感じで終わるものだから知らなくても問題ない!っていうものでもなかった。

いや、別に前作主人公が出てくるのは良いんだよ。本当の最終局面になって今まで伏線も何もなかった状態からいきなりの登場だし、前作を絡めるにしても、知らない人でも溶け込めるようにもうちょっと上手く出来ただろうと思う。前作の主人公ってことすら知らない人には、本当に誰このおっさん?状態だよ、雑すぎる。

これもあって仁王2のエンディング迎えた時も、知らない誰かと映画を見終わった感じで、どこか落ち着かないというか、モヤモヤした感じはあってちょっと萎えてた。


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全体的に史実を追ってるということは、逆に言うと展開を大きく変えられないというマイナス要素だったのかもしれない。

あとから調べてみたら、お市が自殺するのも史実通りだったし、本能寺の変ならともかく、あの展開は変えられなかったんだなと残念に感じた。史実に引っ張られすぎとういうか何というか。

自分の好みを言っていいのであれば、まったくのオリジナルストーリーにして欲しかったところだけど、仁王自体がそういうゲームだから仕方のないところだし、それは別に構わなくはあるが。


【アクションやシステムについて】


【構えや残心による要素】

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構えが3種類あって、場合によって使い分けたり、気力ゲージの管理が大事な『残心』システムは、正に''斬新''というほどでもないかもしれないが、それでもこのゲームを特徴づけるシステムであり、面白い要素の1つ。

他のアクションゲームの『SEKIRO』とかと同じで、相手の体力より気力が大事なのはプレイヤーも敵も共通したシステムになってて、そこを理解してプレイしてみると面白いし、妖怪カウンターが決まったときのの快感や組打ち時の快感は、次なる戦闘をより上手くプレイしていきたくなるというハマる要素にもなってて面白かった。


【ハクスラ要素】

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アイテムが基本的にランダムの効果になってるハクスラ要素自体は面白いが、微妙にマッチしてないところもあると感じた。

まず、アイテムを拾おうとしたらアイテムがまとまって落ちるため、厳選して1つだけを拾うという事が出来ないのがストレス。結局、そこら辺のアイテムを一気に拾って、後ですぐ満タンになるから整理して…というやり取りが面倒だった。

これは一応ゲーム設定から『レアリティ別に拾えなくする』という設定が出来るが、そこまで大雑把にしなくてもいいので、単純にアイテムが重なった時に何を拾うか選べるようにしてほしかった。発売から1年も経ってこのままなんだから、多分、もうこれが仕様なんだろう。

1周目だと、別にそのハクスラ要素に拘らなくても良いってところも惜しい要素かも。クリアするだけなら厳選とかする必要がないし。


【攻撃手段が多いのが良いポイント】

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RPGよりアクション寄りなゲームなのもあり、敵に対する攻撃手段が多いところが気に入ってる。

妖怪の数だけある『妖怪技』も強力だし、忍術や陰陽術のアクセントもあって色んなパターンを組める。最終手段の『妖怪化』もあるし、妖力や忍術を回復出来ちゃうアイテムもあるから、本気でボスに挑もうとしたらいくらでも手段がある。

育成のやり直しにも繋がるステータスの振り直し、キャラの見た目のやり直しも簡単なのは素晴らしい。

遠距離の『銃』や『大筒』も普通に強いから、人間相手のボスを相手するときに先制でぶちかましてダメージを与えておくなんてことも出来るし、攻撃手段に対する自由度が高いというのがとても良かった。


【ゴチャゴチャはしている】

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今作がきっと続編の2ということもあって、鍛冶の項目の多さ、魂合わせの引継ぎや魂重ねなど、1周目では全部理解は出来なかったくらい要素が多い。

システムが洗練されてるとは言い難く、むしろちょっとゴチャゴチャしすぎてる。いらない要素をそぎ落としたり、もっと分かりやすくすることは出来そう。


【ソウルライクゲーとして見ると】

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『ソウルライクゲー』といういわゆる死にゲーとて興味を持ってこのゲームを始めてみたが、アクション性は高いものの、逆に探索やステージを攻略するといった楽しみに関しては薄いと思った。どちらかというと、敵を攻略していくのがこのゲーム。

探索に関しても、ぶっちゃけ細かくやる必要がない。もっとここにしか落ちてませんよ!という『ユニーク武器』みたいなのが欲しかった。

探索する意味って木霊探しくらいなもんで、どんな武器やアイテムもランダムで落ちるんだから、逆に言うと探索しなくても別に良いよねって話でもあるのが残念。

だから死にゲーであることは間違いないんだけど、敵の配置もそんなに拘って置いてる感じもしないし、探索や攻略といった要素に特に囚われてないため、どっちかというと『デビルメイクライ』や『ベヨネッタ』、もっと言うと『ニンジャガイデン』に近いゲームだと思ってる。


【妖怪に詳しくなれる】

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敵に日本古来の妖怪が出てくるお陰で、昔に漫画で読んだ『地獄先生ぬ~べ~』で妖怪に詳しくなった現象と同じことがこのゲームでも起きた。

女性の赤ん坊への怨念が形になった妖怪の姑獲鳥(うぶめ)や、ねずみの妖怪の鉄鼠(てっそ)といった読み方も分からなかった妖怪を知り、ゲーム内にある妖怪辞典が詳細に描かれて優秀なため、読んでるだけでも詳しくなれて面白い。

鬼太郎で有名な『ぬりかべ』や『一反木綿』も出てきたし、日本ならではの和風ゲーとしての良さを感じた。

こういった点も地味に楽しめたところ。


【2周目が楽しい】

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現在、より高難易度になった2週目となる『あやかしの旅路』を、色んな武器を熟練度稼ぎながら試したり、木霊集めしながらトロフィーコンプに向けてプレイ中。

1周目ではむしろあまり考えなかった装備の要素を考えるようになったり、武器に付いてるプラス要素を集めたりと、2周目になってからむしろハクスラ要素の本番な気がする。2週目だとまた違ったゲーム性だと感じる。

しかも、これまたやり込み要素がやたら多い。5周目くらいまで難易度は変わるらしい。

DLCまでやるかまだ何とも言えないが、とりあえず、無印のトロフィーコンプまではやる予定で頑張りたい!


【総評】

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ちょっとメインストーリーが長すぎる気がしなくもないが、思いのほかボリュームたっぷりだった仁王2。ちょっと色々盛り込みすぎた点を省けば、更に完成度は上がったと思う。

最初に言った通り、ストーリーには色々と不満を持ちつつも、期待してたアクション性には満足出来る内容だった。総合的には面白かった。アクションゲームとして動かして楽しい、面白いと感じるのは大事だし、今でも飽きてはいないからこそ2週目をプレイしている。

和風アクションということで、同じコーエーテクモの『討鬼伝』とかも結構面白かったよなってこのゲームをプレイしながら思い出した。面白い要素は引継ぎながらも、次回作とか似たようなゲームが出るならば期待したいところ。
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SSX
Admin: SSX

自分が面白そうならとりあえずプレイしてみる雑食ゲーマー。特に格ゲーや、ゲーム音楽などが大好物。アニメや映画といった映像作品も好き。

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◆適当な一言
3月まで早速のゲームラッシュ。とりあえずリリンクは買います。

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