絶体絶域

【VA-11 Hall-A ヴァルハラ】 バーテンダーとなり、サイバーパンクな世界で客と触れ合うゲームをレビュー。

2021/05/12
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少しの間ヴァルハラという世界に籠って、バーテンダーをやってた。
普通のADVとはまた違ったスタイルのゲームで、印象もかなり良かったため、さっそくレビュー!

『一日を変え、一生を変えるカクテルを!』





【どんなゲーム?】

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本作の舞台は、未来の都市『グリッチシティ』

サイバーパンクな世界観で、その中にVa-11 Hall-A…通称『ヴァルハラ』と呼ばれるバーが存在する。

このヴァルハラのバーテンダーでもあり、主人公でもある『ジル』になって、お客の話を聞いたり、カクテルを提供たりしてストーリーが展開していく、サイバーパンク バーテンダーアドベンチャーゲーム。


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『飲み物とおつまみを用意して、リラックスした状態でプレイしてください』

本編を開始前にこんな注意書きをしてくるゲームも初めて。実際にお酒やドリンクを用意して、だらだらとプレイするのにぴったりなゲーム。


【レトロ感あるグラフィックと音楽】

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まず、味のあるドット絵によって構成される全体的なグラフィックやUIが印象に残り、上手く雰囲気や世界観を表現している。

最初にこのグラフィックを見ただけで、このゲームに惹かれたと言っても間違いないポイント。


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音楽の種類も結構豊富で、またそれをジュークボックスとして自分でカスタマイズし、ゲーム本編中にかけることが出来る。場の雰囲気にあった曲が多く、良質なものが多め。

一番印象にある曲は、『Every Day is Night』
どこか楽しく、オシャレな空気が漂う、正にヴァルハラにぴったりの曲。


【多種多様な客との触れ合い】

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主人公のジルがバーテンダーをやってるのもあり、ここには色んな客が来店してくる。

Webサイトの編集長、巨乳のハッカー、リリムとよばれるアンドロイド、被害妄想が激しい女、しゃべる犬、などなどたくさん。


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メイン要素としては、『バーに訪れた客の話を聞くこと』といってもいい。

人間じゃない客も居るが、会話をするだけでこの世界に住んでる住人のユーモアらしいところや悩みや葛藤、はたまた好きなものや嫌いなものまでを知り、昨今の情勢やキャラクターの関係性まで理解するようになっていく。

そういった会話をするだけでも分かる、"人間味"に溢れたキャラクターが多く、興味深く耳を傾けることが出来たのが、本作の大きな魅力の1つ。

要するに、単純に話が聞いてて面白い。
元々は海外のゲームであるけど、翻訳の質も特に違和感なくて良かったと思う。


【カクテルを作り提供する】

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唯一のゲーム性のようなものが、会話の途中途中で、客の望むカクテルを作って提供すること。

ゲーム画面の右半分を使い、用意されてる材料を使用し、カクテルを作る。右スティックを使って操作するので最初は難しいが、必要なレシピもいつでも確認出来るし、慣れるとそこまででもない。


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また、客によってはカクテルの名前を言わなかったり、『甘めなやつ』や『いつものやつ』とか、結構曖昧な注文をされることもある。

そこらへんの話を見極めて、その客が本当に欲しいものを提供することが重要になる。

何のカクテルを出すかで、ちゃんとお客の反応も変わるのも面白いところ。時にはあえて別のカクテルを出してみたり…?


【無駄遣いをしないように】

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サイバーパンクが魅力的な世界観の本作だが、バーと自宅とショップ以外に行くことは無い。

自宅ではサイトやSNSをチェックして情報を集めたり、ちょっとしたものならバーテンダーの仕事で稼いだお金でショップで買い物なんかも可能。

自宅でジルがこたつに入ってたり、招き猫やらアニメネタがあったり、日本のネタが多いのも笑えた要素。


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ショップで買えるものは基本的には部屋に置く家具や飾りのような要素で、あまり買いすぎてお金が減ると家賃が払えなかったりして、しまいには追い出されるようなことにもなるので、買いすぎには禁物。


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そして、一番心に残った内容が、主人公であるジル自身の悩み。

客もそれぞれのように悩みがあって話を聞いてきたが、それはジルも例外ではなく、ストーリーが進んでいくと、それがどんどん明かになっていく。

プレイヤーとしてジルを通してお客と触れ合ってきたが、今度はジル自身にも焦点が当てられていくようになる、そこら辺の流れが良いと思った。


【気になったこと】

【ゲーム性は薄め】

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カクテルを提供するといっても後半はそれ自体が結構作業になりがちなのと、全体的なゲーム性自体は薄め。

もうちょっとゲームとしての概念があって、カクテルを作ること自体の楽しさや面白さなんかがあっても良かったかも。


【性的な話題が多い】

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今より未来の話が舞台なのもあってそこら辺が進んでいるのか、同性愛やアダルトな会話が結構多い。

これは別に悪いことではないが、気になる人には気になる要素だと思う。R-15くらいの要素。

もちろん、このおおっぴろげにある下ネタ会話が魅力的なところでもある。


【総評】

プレイ時間は10時間前後。

ゲームをプレイしてると、独特の雰囲気や世界観でのめりこんでいき、お客の会話を聞いてるだけで面白かったし、楽しかった。色んなキャラクターが好きにもなった。

ゲームをクリアしてしまうと、ああ、ここで終わってしまうのか…という一抹の寂しさがあった。

実際クリアまでにはプレイ時間はそこまで長くなく、もっとこのヴァルハラの世界に浸って、会話を楽しんでいたかったところはある。でも、このくらいがこの世界はそのまま続いていってるんだ…と感じられて、丁度良かったのかもしれない。

ちょっと癖もあるが、アドベンチャーゲームの中でも一風変わった作風のヴァルハラは、自分の中でもお気に入りの1本になった!

大人の落ち着いたゲームをしたい方や、サイバーパンクの世界を覗き見してみたい方にはオススメの1本!

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SSX
Admin: SSX

自分が面白そうならとりあえずプレイしてみる雑食ゲーマー。特に格ゲーや、ゲーム音楽などが大好物。アニメや映画といった映像作品も好き。

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◆適当な一言
3月まで早速のゲームラッシュ。とりあえずリリンクは買います。

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