CHAOS;HEAD NOAH カオスヘッドノア クリア後のネタバレ感想。

カオスヘッドをクリアしたので、カオスチャイルド同様にこれも感想をば。
''カオヘのアニメ版を過去に見たことがある&続編のカオスチャイルドをプレイ済み''という前提でのプレイ感想です。
知識補完くらいのつもりでプレイしたけど、また箱〇のお世話になるとは思ってなかったよ。
【その目だれの目?】
作中の謎の1つでもある言葉。
作中に何度もあった『誰かに見られてるのを感じる』ってのは、拓海の場合は将軍に見られてるからという解釈でいいんだろうか。
その場合だと”幼少期の頃に作文にその目だれの目を書いた意味”が良く分かんなかったけど。その頃には一体誰に見られてたんだ?
拓海が高い所からディソードを見つけようとするシーンでの1コマ。
\その目!/(パパパン) \誰の目!/(パパパン)の謎の応援のようなシーンはちょっと笑ってしまったw
そのフレーズ言いたいだけだろ!っていう。まぁ、でもその言葉があまりに多いのはしつこすぎたかも。
【たくみしゃん被害妄想激しすぎぃ!】
一番の個性的キャラクターである主人公の拓海。
キャラが嫌いとかではないが、あまりに被害妄想が激しすぎて共感がし辛いというか、事件を追うんじゃなくてひたすら逃げるに徹するあまり、サスペンスの醍醐味である事件の真相を全然暴こうとしてくれないのにやきもき。どうしても拓海と一緒になって心理的恐怖に追い込まれる…というよりは、その目だれの目じゃないけども、その拓海を第3者視点で冷静に客観的に見てる自分が居てしまった。
もうちょい事件に興味を持とうぜ、タク。
【キャラクターの掘り下げが浅い】
ビシィ!さんや厨二患ってる人や、ブラコン妹やこずぴぃやら、パッと見はキャラ付けされて濃そうに見えるんだけど、全体的なキャラクターの描写が薄いと感じた。
あと、キャラ事の個別ルートも大筋は展開で同じで、話としても短い為もう終わり?ということが多くて残念。
メインストーリー以上に大して知らされる事実が増えるわけでもなく、とりあえずルートを足して悲しい終わり方で締めをしてる印象が強かった。もう少しキャラクターに焦点を当てて、出来ればもっと別方向に話を広げて欲しかったよ。
セナルートだけに関しては別で、謎である300人委員会とチャット越しとはいえ接触する出来事があって興味深かった。委員会は高次元の存在ってことは本当に神様レベルなのかな?そんな委員会相手に勝てる要素が見つからないけど。(;・∀・)
【終盤の展開は熱めで好き】
今まで逃げてた姿勢から一貫して、終盤からは攻めの展開。
戦闘中にテーマ曲が流れたり、なかなかに熱かった。
カオスヘッド無印の『Find the blue』 、カオスヘッドノアの『fake me』、カオスヘッドアニメの『F.D.D.』はどれも好き。
最近、やたらいとうかなこの曲を聴くことが増えました。
【CC演出・妄想演出】
後にやったカオチャより、妄想の演出(魚眼レンズのような演出)が妄想っぽくて良かった。
拓海自体が何度もベースで後ろを振り返ったりするときにカメラが追従するように、視点の移動がCGで表現されてたのも上手かったと思う。
【スキップヤバすぎ】
ダルイってレベルじゃねーぞ。
同じルートを何度もプレイしなくちゃいけないのにスキップ速度が激遅。
何を考えてこんな作りにしたんだろう?10年も前のゲームに言うのも酷かもしれんが、擁護するところがないくらいには酷い。
【総評】
結局今回言いたかったことは、カオスヘッドを楽しみたいなら…アニメ版を先に見るな。に尽きるかもしれない。
ちょこちょこと大事なシーンがプレイしてフラッシュバックして思い出してしまった。内容の大半はもう8年以上も前?くらいに見たから忘れてたはずなのに、グリムの正体、七海の出来事なんか(これは忘れるのは無理)プレイ中に感づいちゃったし。だから、作中通しての驚きや発見に関しては控えめでした(;・∀・) もっと何も知らないままやりたかったかな、致し方なし。
カオヘの感想としては、濃い味を求めて頼んだ料理が思ったよりもあっさりだった感じ。
カオチャほどではなかったにしろ、それなりには楽しむことは出来ました。
しかし、このシリーズの妹キャラの不遇さよ…w 七海が良い子すぎてどうみても妄想キャラにしか見えませんでした、ありがとうございました。
- 関連記事
-
-
マブラヴ&マブラヴ オルタネイティヴ クリア後のネタバレ感想。 2019/09/17
-
CHAOS;HEAD NOAH カオスヘッドノア クリア後のネタバレ感想。 2019/09/05
-
ボーダーランズ プリシークエル 月面酸素FPS! 2014/11/12
-
クレイジーでキュートなジュリエットでゾンビ共を切り刻め。ロリポップ・チェーンソー レビュー 2014/05/20
-
DmC Devil May Cry レビュー 2013/01/25
-