絶体絶域

死の"シルシ"から逃れるホラーADV 死印 レビュー

2019/07/30
Wii・Switch全般 0
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梅雨が明け、夏になったら何をする?そうです、"ホラー"の時間です。
今回紹介する『死印』は、VitaやPS4にも発売されてるけど、プレイしたのはSwitch版。

ホラーADVはあまりプレイする機会がないのもあって、色々と新鮮だった!


【ストーリー】

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気持ち程度に主人公の見た目を変えられる。名前も自由。

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記憶を失った主人公が九条館という館にたどり着き、そこで人の言葉を話す人形『メリイ』と出会ってから物語は始まる。

怪異に体に謎の印(シルシ)を刻まれたものは、近いうちに死ぬとされる『死印』
印を刻まれた印人(シルシビト)同志で協力し、その元凶となる怪異を解決していくストーリー。


【グラフィック】

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まず素晴らしいと言いたいのが、この美麗なグラフィック。
コンセプトアート&怪異デザインが、友野るいさん。キャラクターデザインは、純生文屋さんが手がけている。それぞれ違った良い味を出してると思う。

特に、友野るいさんによるリアルとホラーの融合のような、写実的なグラフィックで描かれる怪異の不気味さや妖艶さは一流品。このグラフィックがあってこそこのゲ-ムに惹かれたのもあり、世界観もより確立されてるように感じた。


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ホラーゲーということで、エログロ度もちょっと高め。
女性キャラが一枚絵で出るときは、大体無駄に肌が露出されている。
何故かは分からない。


【音楽】

音楽に関してはその場面、状況にあった演出をされてると思った。
緊張する展開で、ハラハラさせてくる音楽の使い方は上手い。


【探索して怪異を倒せ】

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各章毎に、都市伝説や怪談のような怪異にまつわる話があり、同行者を選んで一緒に探索し、アイテムを集め、怪異となるボスを倒すのが目的となる。


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探索中は、コントローラーの左スティックを使って懐中電灯を操作し、怪しいところがないかを探していく。
探索中に急に音が出たり、顔が突然現れたり、ホラー慣れてる人でもビクっとする演出も多い。
ここの探索中の雰囲気は良く出来ていて、苦手な人はここだけでもキツイかもしれない。


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ボスとなる怪異戦。唯一の戦闘シーン。
それまでに入手したアイテムや、閲覧した資料を元に弱点を探して倒す。
不気味な見た目が多く、近づいてくる度に更に凶悪に変貌する。

『見たいわけじゃないけど、見てみたくなる』
怖いもの見たさのように、この変貌が最大の見どころと言っても良いくらい。うわぁ…と心の中で思いながら戦うのが変に楽しかったりするw


【デッドリーチョイス】

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ゲーム中で度々要求されるデッドリーチョイスとは、生きるか死ぬかの時間制限付きの選択肢。
ライフに代わる『霊魂』のようなものがあり、3択を要求される。失敗すると霊魂が減り、成功するとそのまま。

失敗して霊魂が0になると…

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ゲームオーバー。
ちゃんと考えれば分かるのもあるが、分かんないのも多く、即死するやつもある。結構な死にゲー。
その代わり、すぐその前から再スタート出来る機能があるので、死にまくる点に関してはそういうものだと割り切ってる。


【気になったこと】

ここからは気になったことを。


【全体的にボリュームが少ない】

全体を通してのクリアまで、10時間もかからないくらいだった。
章としての長さもバラつきがあり、とある章は1時間もかからなかったと思う。
良いように言えばサクッとプレイ出来るが、ボリュームあるじっくりした人には物足りないかも。


【ステータスの意味のなさ、ゲームシステム面での練り方】

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メニュー画面からデカデカとキャラの右にステータスが表示されてるが、このステータスは特に意味がないのが驚き。雰囲気ステータス。序盤は何か関係あるだろうと思ってたが、結局のところなかった。なら何で表示されてるんだ?

ゲームシステム的にも全体的にこじんまりとまとめてる感じなので、もっと色々な要素があっても良いと思った。
同行者も同じ章でくらいしか一緒になれないので、あまりキャラの掘り下げがないのが残念。
いっそのこともっと戦闘シーンがあって、ステータスが意味あるようにしても良かったのでは?どうにも妥協した感が伝わってくる。


【移動方向が時折迷子】

マップを移動中に"常に自分の方向から見てどっちに行くのか"ということになるのが分かりづらかった。
例えば北→南→東→西と移動したい場合は、上→下→右→左ではなく、上→下→左→下となる。

移動にロードが挟まない3Dゲームであれば、自然に視野の移動が分かりやすいんだけど、ロードが挟まるせいやマップが一枚絵という固定視点のはずなのに、絵で表示されてる視点と実際の向きが違うから分からなくなってくる。主人公の向いてる位置なんかは、常に一定で良かったんじゃないかな。


【総評】

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2周してグッドエンドも見て、DLCである雨の赤ずきん編もプレイ済み。
序盤はちょっとB級だなと思いつつも、完全クリアまでプレイした結果、ホラーモノとしては結構楽しませてもらって満足出来る面白さはあった。

ただ、ホラー"ゲーム"として考えるのでならば、粗が見えるというか、もっと煮詰めるべきところはあったと思う。今のままでは無理だけど、名作になりえていく素質は感じた。ストーリーも終盤の展開を含め、個人的には良かった。

人を選びはするだろうが、パッケージでピンと来た方や、暑い夏にちょっと涼んでみたい人にはちょっとプレイしてみてほしいゲーム。


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SSX
Admin: SSX

自分が面白そうならとりあえずプレイしてみる雑食ゲーマー。特に格ゲーや、ゲーム音楽などが大好物。アニメや映画といった映像作品も好き。

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◆現在プレイ中
グラブルリリンク、スト6、PSのゲームカタログ

◆適当な一言
3月まで早速のゲームラッシュ。とりあえずリリンクは買います。

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