イース8 ラクリモサ・オブ・ダーナ レビュー
イースセルセタの樹海から4年、最新作のイース8をクリアしたのでレビューを。
プレイしたのはVita版です。PS4版は2017年予定の模様。
【舞台は古代種が生息する島、セイレン島】
今回もおなじみのイースシリーズの主人公、アドル君。
乗船していた船『ロンバルディア号』が事故にあい、そこから漂流して流れついたセイレン島が舞台。
前作の樹海と違って、島丸々が舞台になっているので、ボリュームも『約2倍以上』になっている。
今までが20時間くらいかかるとしたら、40時間以上はかかる感じ。(;゚∀゚)=3
【進化したマップデザイン、安定の音楽】
強敵である古代種が沢山いるマップも。
今作ではジャンプがアクションとしても復活したこともあり、高低差のあるマップが増えた。
アクションもシリーズ同様にシンプルな操作で、フラッシュガード(ギリギリでガードするとしばらく攻撃がクリティカルになる)、フラッシュムーブ(ギリギリで避けると敵の動きが遅くなり、こちらの行動が速くなる)あたりを使いこなせると爽快感が増す。
グラフィック自体がそこまで綺麗!というほどでもないが、山、洞窟、沼地、砂浜、いかにも"冒険"をテーマにしてたフィールドが多く、走ってるだけで非常にワクワクする。更には安定のファルコム音楽!により気分を持ち上げてくれ、これまでと同様、いやこれまで以上にフィールドを冒険している感じが出てる。
ノリノリの音楽を聴きながら、ハイスピードで敵を倒して進む。ただそれだけのことが、単純に楽しくて気持ちいい!
釣りで大きな獲物が取れたことによって満面の笑みのリコッタちゃん。
【スキル】
スキルは対応するボタンに設定でき、新たなスキルはレベルが上がっていくと戦闘中に閃くようになっている。ラクシャの『リーサルレイド』は敵を一定時間止める効果があるので、まぁ強い!w
【ボスも沢山!】
ボスの数もかなり多い。
HPが減ってくると行動パターンが変わるボスが多く、一筋縄ではいかない。
難易度はいつでも変えられるので、アクションゲーム初心者でも大丈夫だと思う。
【交差する2つのストーリー】
漂流したアドル側と、そのアドルの夢の中の謎の少女ダーナ側とで、別々に操作をしながらストーリーを進めていくことになる。話が進むに連れダーナという人物や、セイレン島のことが明らかになっていくので、気になってどんどんプレイしてしまった。
上記画像にもあるダーナの服を考えた人は、良いHENTAIだと思うw
服ってレベルじゃねぇ。
【漂流村・迎撃戦】
アドルの目標は、『漂流者を集めながら島を探検し、脱出する手段を探す』こと。
最初は人数が少ないが、島を冒険して同じ船に乗っていた漂流者(鍛冶屋・医者・商人等)を見つけていくと拠点である漂流村が活性化し、武器の強化やアイテム交換等が出来るようになっていく。
ストーリー上漂流村がモンスターに襲われることがあるので、それを撃退するのが迎撃戦。
冒険するだけではなく、村を守るといった要素も良いアクセントになってた。
迎撃戦を楽にする為にバリケードや防衛策を強化したり、戦闘中でも『一定時間攻撃力アップ』や『スキル使い放題』等のスキルを漂流村の人々が発動してこっちをサポートしてくれるので、共闘感もあった。
【気になるところ】
・キャラモデリング
閃の軌跡から大して変わってない感じはある。横から見た顔とか、そこら辺をもっと勉強して欲しい。
・ロードの頻度
色々なマップはあるが、シームレスではないので、ロード時間というより頻度が多い。
PS4版では改善されるか?
・ENDの内容
あまり詳しくは言えないが、違う結末の方が良かった。
【総評】
いやー、総合的に良いゲームでした!
いつの間にか発売されてたので、首を長くして待った!というわけではなかったが、やっぱりイースは面白いね。相変わらず万人に薦められるゲームだと思う。キャラはダーナが好きでした。『~~かな?』とかこういう言葉使いの子に弱いんです。
イースシリーズをやってみたいという人には、セルセタ→8の順番がオススメかな。ゲーム単体で言うと8の方が良かったけど。ボリュームも考えると、早くクリア出来る方が先の方がいいかも。
軌跡シリーズはちょっとクオリティが落ちてきているが、イースシリーズは安心、安定!
面白いゲームをありがとう、ファルコム。次にイースが出るとしたらリメイクになるのかな?
最後にめっちゃ愛を感じる感想を書いてた方が居たので、勝手ながらご紹介!
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