嘘つき姫と盲目王子とチルドレンオブモルタ(協力プレイ)の感想。

日本一ソフトウェアが発売している『嘘つき姫と盲目王子』、そしてローグライトインディーゲーの『チルドレンオブモルタ』
まとめて2つのゲームの紹介のような感想をお届け。
関連記事はこちら。

ゲームの息抜きにゲームを遊ぶその2。The Gardens Betweenとチャイルドオブライト。
PSエクストラのゲームカタログで出会った2つの作品、The Gardens Betweenとチャイルドオブライトについて紹介や感想的なことを書いていく。チャイルドオブライトの方はそれなりに知名度があるゲームだとは思うけど、The Gardens Betweenの方は知らなかった。これに関しては、ゲームカタログ内にあったお陰でたまたま知ることが出来たところがある。...
目次
1.嘘つき姫と盲目王子とは
1-1.絵本のような世界観と可愛いキャラデザイン
1-2.ノベルパートとアクションパートを交互
1-3.ボリュームは4時間
2.チルドレンオブモルタとは
2-1.家族の力で救う
2-2.協力プレイ対応なローグライトゲーム
2-3.同じキャラは使い続けられない
1.嘘つき姫と盲目王子とは
1-1.絵本のような世界観と可愛いキャラデザイン
1-2.ノベルパートとアクションパートを交互
1-3.ボリュームは4時間
2.チルドレンオブモルタとは
2-1.家族の力で救う
2-2.協力プレイ対応なローグライトゲーム
2-3.同じキャラは使い続けられない
【嘘吐き姫と盲目王子とは】

『嘘つき姫と盲目王子』とは、日本一ソフトウェアが2018年5月31日に発売したアクションアドベンチャーゲーム。
対応プラットフォームはPS4、PSvita、Switch、IOS、Android。
今回の記事は、PS4版です。
【絵本のような世界観と可愛いキャラデザイン】

ストーリーのあらすじとしては、ゲームのタイトル通りに『嘘をつく姫』と、『盲目になってしまった王子』の2人が主人公。
実はこの姫は元々狼が姿を化けている姿になっており、盲目になってしまった王子の目を治すために森の奥にある魔女の館に連れていくことが目的。何故王子が盲目になってしまったかは、ゲームをプレイして確かめてみてほしい。
キャラデザインも可愛らしくて個人的に好み。
【ノベルパートとアクションパートを交互】

ゲームのパートは、文字を読んでいくだけの『ノペルパート』と、王子を連れてアクションをする『アクションパート』の2つがある。
ノベルパートでは女性のナレーションボイスが付いていて、それが絵本を読むかのように読み進めていってくれるお陰で、世界観に入り込みやすかった。

アクションパートでは、姫を操作して王子を目的地に連れていく2Dアクションゲームをすることになる。
ちょっとしたアクションや謎解き要素はあるが、恐らく子供でもクリア出来る程度にされてるため、難易度も難しくはない。昔にWEBにあった『FLASHゲーム』をしているかのような感覚に近い。(分かる人だけ分かってくれれば)

目の前に敵が居る場合は姫の姿だと倒せないため、状況によっては狼の姿に戻り、それで敵を倒したりして先に進んで行くという形となる。
【ボリュームは4時間】
世界観や音楽、そしてキャラデザやストーリーの終わり方も好きで、''心がほっとする''といった感じの良作。
強いて言うならば、全体のボリュームはゲームをクリアしても4時間くらいで終わってしまうこと。
ここは人によって印象が変わるところで、むしろこのボリューム短さは個人的にありがたかったけど、本作が発売当時にフルプライスで5,000~6,000円の値段で売ってるのを考えると、それはさすがに高すぎな気はする。良いゲームではあるが、高くても3000円くらいが無難。
現在はPSのゲームカタログでも配信中。普通に他のゲームの休憩としてやるとかの意味でもぴったり。ボリュームの短さに許容できる人で、興味がある人にはオススメ。
【チルドレンオブモルタとは】

『チルドレンオブモルタ~家族の絆の物語~』とは、2019年9月3日に配信されたDead Mage制作のローグライトゲーム。
対応プラットフォームは、PC、PS4、Switch、XboxONE。
今回は、PS4版です。
【家族の力で救う】

ベルグソン家の一員となって、モルタ山によって引き起こされる''堕落''に立ち向かっていくというストーリー。
主人公は一人とかではなく、''家族全員''というところが本作の肝で、システム的にも家族全員を育てていくことが重要な要素となっている。

渋い男性の日本語ナレーションボイスが実装されていて、主にストーリーはそのナレーションの語りで話が進んで行くことになる。
この美麗に描かれたグラフィックの世界観と合わさっていて、このナレーションの存在は凄く印象的だった。
【協力プレイ対応なローグライトゲーム】

ベルグソン家の大きな家を拠点として、そこからダンジョンを攻略していく。ダンジョンに挑むのは基本的に2人。
『オフランイン協力プレイ』にも対応してたため、フレンドとPSのシェアプレイをして協力プレイで遊んでいた。ソロプレイだと一緒に付いてくるのはNPCとなる。(※オンラインには非対応)
ソロだとどうなるのかは正直よく分からないが、協力プレイの場合は味方が倒されても近くにいけば復活させられるため、そういう点でやりやすいとは思った。

挑むことになるダンジョンはランダムで毎回形は変わる。その中で起きるイベントや、手に入るアイテムもランダムのローグライト形式。
基本的に難易度は結構高い。特に序盤では死にまくってしまい、「これ本当にクリアしていけるのか…?」という気分になった。
一応全滅することによるペナルティはないため、死にまくってもダンジョンで得たお金を使ってキャラクターの強化をしていける。それらの強化は永続的な効果を得られるので、全滅を繰り返してしまっても、徐々に攻略はしやすくなっていった。
【同じキャラは使い続けられない】

家族全員が主人公といっても、最初は家族の中でも父親や長女くらいしか使うことは出来ない。それに関しても、ストーリーが進む度に他の家族も使えるようになる。
当然使うキャラクターによっても『近距離重視』や『遠距離重視』というように戦い方は変わっていき、スキルを振ってどういう成長をさせていくかは悩みどころとなる部分(あるアイテムを使えばやり直しは出来る)

面白いと思ったシステムが、同じキャラクターだけを使い続けると、''堕落''というデバフが付き、最大体力が減ってしまう。使い続ければ使い続けるほど、その減少量は見過ごせない数値になるため、なるべく家族を均等に使って育てていく事になる。
他の家族を育てていくと、パッシブスキルで他の家族が強化されるスキルも取得出来るため、無駄になることもない。家族全員を無理なく使わせるようにするシステムというのは、ストーリー的にもかみ合ってて納得しやすいシステムだった。
クリア時間は20時間くらい。
アクションゲーム部分は割とシンプルなので、アクションが目玉というよりかは、世界観や雰囲気、そしてグラフィックの作り込み部分に惹かれた作品。総合的にはなかなか楽しめたと思う。
難しかったゲームでもあるので、もし攻略としてアドバイスを言うならば、基本は逃げ回ってスキルを撃つゲームであることを念頭に置くこと。父親であるジョンをレベル20にして、全キャラ自動回復のパッシブスキルを取っておくと楽になること。そして、ルーシーという娘が最強クラスなので育てておいて損は無いという事。
これも現在ゲームカタログにて配信中。
- 関連記事
-
-
【UNI2オープンβテスト感想】 数年ぶりに遊んだUNIが、新規バイバイしかねない仕様だった。 2023/11/19
-
嘘つき姫と盲目王子とチルドレンオブモルタ(協力プレイ)の感想。 2023/10/28
-
【Sea of Stars】 レビューと評価。翻訳は少し気になるものの、黙々とやってしまう古き良きドット絵RPG。 2023/10/02
-
【クアリー 悪夢のサマーキャンプ】 レビューと評価。ホラー映画のようなゲームを協力プレイしてみた。 2023/09/11
-
【ゲームカタログ】 2023年8月のラインナップが良い感じ。期限は1年くらいの可能性…? 2023/08/25
-