【スト6】 カプコン版『龍が如く』を感じるワールドツアー。必殺技をカスタムできる新しさ、冷蔵庫に負ける悔しさ。
2023/06/13

スト6が発売され、体験版でも触ってなかったソロモードである『ワールドツアー』の感想を語っていく。
今までの格ゲーにもソロ要素があるゲームはあったが、その中でもこれはかなり力を入れてるモードだと感じた。
関連記事はこちら。

【スト6】 CPUの強くて人間っぽい行動にちょっと感動した話。
少しスト6界隈でも話題になってるCPUの強さについて。まだ体験版しか配信されてないスト6。オンライン対戦も無いこの環境の中ではコンボ確認するくらいしかないと思ってたのに、CPUが想像以上に良い出来で、まさか格ゲーでCPU戦が純粋に楽しめるとは思いもしていなかった。...
目次
1.まずはキャラクリから
1-1.小手調べにバトルハブへ
1-2.対戦は快適
1-3.スト6の洗礼
2.ワールドツアー
2-1.オリジナルキャラとストーリー
2-2.カプコン版龍が如く?
2-3.春麗に出会う
2-4.リーフェンかわいい
2-5.ジュリたまらん
2-6.ブランカスタイルが面白い
2-7.他のレジェンドプレイヤー
2-8.必殺技をカスタマイズ
2-9.VS 冷蔵庫
1.まずはキャラクリから
1-1.小手調べにバトルハブへ
1-2.対戦は快適
1-3.スト6の洗礼
2.ワールドツアー
2-1.オリジナルキャラとストーリー
2-2.カプコン版龍が如く?
2-3.春麗に出会う
2-4.リーフェンかわいい
2-5.ジュリたまらん
2-6.ブランカスタイルが面白い
2-7.他のレジェンドプレイヤー
2-8.必殺技をカスタマイズ
2-9.VS 冷蔵庫
【まずはキャラクリから】

まずは、自分の分身となるアバターの作成。
可愛い女の子を作れる気がしなかったので、男キャラで挑む。
ストリートファイターがカプコン制作というのもあり、''年も取って筋肉に闇落ちしたバイオハザードのレオン''という意味が分からないテーマのアバターを作ってみた。
ちゃんと目のハイライトも消して暗めの表情にしてあるから、「彼にも色々あったんだろうな…」と勝手に察する事が出来る。

軽く自分のアバターのどんな感じか確かめるため、オンラインロビーである『バトルハブ』に移動する。
筐体が沢山あってゲーセン風になっている。人も沢山居た。
あれ…ガタイは良いはずなのに、思ったより自分のアバターがナヨナヨしてて違和感。
そういえば、最初は女キャラを作ろうとしてたから、アイデンティティの項目を『女』にしたままだった。思ってたのと違うキャラが出来てしまったようだ。

バトルハブで対戦をした感じは、かなり快適で良好!再戦までの時間も素早い。
スト5がここら辺残念な出来だったので、ようやくストシリーズが今の格ゲーの標準に満たす出来に到達してくれた。
スト6のためにPS5を買ったようなところもあるけど、PS4だったらどうだったんだろうか。

対戦を観戦してくれてる人が居たのか、対戦が終わるとすぐ近くに人が居た。
といっても、大分見た目が人外すぎて怖いんだけど…。
色んな人が居るなぁ。

噂の『JP』という中~遠距離主体のキャラに出会い、早速分からん殺しでハメ殺されてしまう。
遠距離から下段や中段、コマ投げまでもが飛んでくる。「お前出るゲーム間違えてるだろ!?」といわんばかりの性能。これはカプコンゲーという''硬派''なゲームのはずなのに!
スト6で皆が食らうであろう洗礼を食らったところで、バトルハブは終わり。こいつの対策を考えるのはまた今度。
次は、ワールドツアーというモードを試してみることに。
【ワールドツアーモード】


ワールドツアーでは、スト6の主人公であるルークが、プレイヤーの教官という立場になって色々と指導してくれる。
ワールドツアーの舞台は、『ファイナルファイト』の舞台であったメトロシティ。
このメトロシティ自体はそこまで広くはないが、昼夜で登場するキャラやイベントも変わる。
【オリジナルのキャラとストーリー】

ライバルキャラであり、オジリナルキャラであるボシュ。
ワールドツアーでは、一流のファイターになるために、専用のストーリーが展開されていくことになる。ここでしか出てこないオリジナルキャラも結構居る。

このメトロシティを通じてやることは、ショップでお買い物してお洒落したり…

頭にダンボール箱を被ってる『マッドギア』と呼ばれる集団に襲われそうになったり…

ピザのアルバイトをして、コマンド入力の速さを学びながらお金を稼いでいったり…
【カプコン版龍が如く?】


アリスというキャラのミッションをこなして、スト6のシステム関係を徐々に理解していったり…
戦闘もありつつ、この箱庭を色々と探索出来る要素は、まるで''カプコン版龍が如く''のようなモードだと思った。
まぁ龍が如くシリーズは正確にはプレイしたことないが、ジャッジアイズはプレイ済みなので言いたいことはそういう系に近いってこと。真面目なゲームというよりかは、バカゲー寄りみたいな。
【春麗に出会う】

このワールドツアーには『レジェンドプレイヤー』と呼ばれるスト6のプレイアブルキャラも居て、その人を師匠として弟子入りすることが出来る。
早速見つけたのが、ストリートファイターでも有名なこの春麗…じゃないお前誰だよ。
春麗じゃなく『チュリ』という名前のコスプレイヤーだった。まぎらわしいw

メトロシティ内の中華街のところで本物の春麗を見つけた。
早速、カメラモードで確認。これが春麗の太ももか…丸太のような足してるな。
こんな足で蹴られたら骨が粉々に砕け散りそう。
【リーフェンかわいい】

近くには春麗の弟子である『リーフェン』という凄腕ハッカーの女の子もいた。
可愛いからこの子をスト6の方に出して欲しい。ワールドツアーから逆輸入されるとかは無いのかな。

春麗に弟子入りしたことにより、『スピニングバードキック』を会得する。
街に居る人には名前が付いてたら大体どんな人にもバトルを挑める。先にこういう必殺技で攻撃しとけば、相手のHPが低い有利状態で始まる。
今まで1vs1が当たり前の格ゲーだったから、まさかスピニングバードキックが乱戦時の囲まれてる時にも有効だとは思わなかったよ。
ちゃんと後ろにも判定があるし、新たな発見があった。

仲良くなった師匠からは、SNSのようにメッセージをもらうことも。
ストリートファイターシリーズは4から入ったけど、有名なプレイアブルキャラとこういった経験が出来るってのは新鮮な気分。
【ジュリたまらん】

ストーリーを進めていくと、街中でジュリに出会う…というか襲われる。
スト4から出た新しく出たキャラでそこから人気が出て、今のところ前作の5や今回の6にも皆勤賞。
特に今回のジュリのスト6デザインはスト4っぽいところもあって、かなり良いデザインだなと思ってる。

この表情がたまらん。
一部の人に絶大な人気を誇るジュリ。断然ジュリ支持派です。
最近、中の人が実際にジュリの声で配信とかしてるらしいので、せっかくだから張っておく。
【ブランカスタイルが面白い】

ワールドツアーでは、メトロシティだけではなく、その名の通りに他の国もいくつか訪れることが出来た。
これはジャマイカにて、ブランカとのツーショット写真。

ブランカの弟子になったら、『ブランカスタイル』を会得。別に必殺技だけというわけではなく、基本的な攻撃モーションとかの動き(スタイル)も師匠と同じものを使える。
丸くなってローリングしたり、雄叫びをあげたり、人間をやめてるかのような動きを自分のアバターがするのを見てるだけでも面白い。

対戦中には回復アイテムや自己強化アイテムを使うことも可能なため、これを使って回復して無理やりゴリ押すことも可能。
特にボス級のキャラは耐久力が高く、これを使わないと結構辛いところがある。
【他のレジェンドプレイヤー】


他のレジェンドプレイヤーにも遭遇していく。リュウとケンはやはりストリートファイターの顔で安心感がある。
リュウの話を聞いていくと、スト4に居たあまり思い出したくない料理家の話が出たのは笑った。スト6には出さなくていいからな!

「ビリビリビリビリ!」
え?今機械の前で何をしてるかって?
機械を動かすのに電気が必要だから、ブランカの必殺技『エレクトリックサンダー』を使って自家発電してるんだよ!
ブランカスタイル、有能すぎる。
【必殺技をカスタマイズ】

必殺技やスタイルはカスタマイズが可能で、自分の好きなように組み合わせて遊べる。
今使ってるのは基本的な動きはブランカスタイルで、必殺技は
・リュウの『波動拳』
・ケンの『昇竜拳』
・ガイルの『サマーソルトキック』
・ブランカの『ローリングアタック』
・本田の『張り手』
を使えるようになるという

本当は百貫落としとかも覚えたいけど、まだ本田と仲良くないために教えてくれていない。
必殺技に制限が無いというわけではなく、コマンドが被ってる必殺技は同時には使えない仕様。(例:リュウの波動拳とルークのサンドブラストは併用出来ない)
こうやって自分好みの格ゲーキャラを作れるというのは、新しくて面白い試みだなと思った。
【VS 冷蔵庫】

そんなこんなでレベルも30台後半まで上がって、ストーリーも中盤くらいまで進めてたが、そこに壁が立ちはだかる。
冷蔵庫との戦い。この冷蔵庫がアーマー判定を持っていて、防御力も硬くて強敵だった。

頑張って善戦するものの、冷蔵庫の前に敗れてしまった。強すぎる。
今までの数々の師匠に教えてもらった技はなんだったのか、こんなところで一流のファイターを目指す物語は終わりなのか。
負けていると、教官であるルークからヒントとしてメッセージをもらった。
「冷蔵庫と戦う日が来るとは思わなかったが…どうやらこいつは背後が弱点みたいだ。ジャンプして後ろに回り込んでやれ」
本当に何で冷蔵庫と戦っているんだろうか。これが誰にも分からない。
しかも背後が弱点といわれても冷蔵庫は2体居るわけで、相手の背後を取ったとしても格ゲーというゲームの性質上''強制的にどっちかに振り向く形になる''から、1体の背後を狙ってもう1体に背後からボコされるし。
うーん、やっぱりアイテムでゴリ押しでなんとかしないと駄目そうだ。今まで格ゲーでキャラ対策をすることはあったが、まさから冷蔵庫対策をするハメになるとは思ってなかった。

最後にオマケの話として、この前バトルハブに行ったら目の前にデカイ大男が居た。
ちょっと邪魔だなと思って回り込んで顔を見てみたら、明らかにバイオの『タイラント』っぽい人だった。まったく、カプコン製だから皆考えることは同じか!
ワールドツアーは現在中盤くらいまで進めたが、まだクリアは出来そうにない。このモードの力の入れっぷりは伝わったし、まだまだ楽しめそうだ。
- 関連記事
-
-
【スト6】 アプデでラシード参戦!キャンセルラッシュが簡単になったことについて。 2023/07/26
-
【スト6】 動きがカッコイイジェイミーがゆく。酒(薬湯)を飲まなきゃ始まらない! 2023/07/21
-
【スト6】 カプコン版『龍が如く』を感じるワールドツアー。必殺技をカスタムできる新しさ、冷蔵庫に負ける悔しさ。 2023/06/13
-
【スト6】 CPUの強くて人間っぽい行動にちょっと感動した話。 2023/04/25
-
【スト6】 体験版の感想。ドライブラッシュの66入力が忙しい! 2023/04/23
-