【GGST】 飛鳥=R♯の感想。難しいキャラにしないでもっと簡単でも良かったのでは。
2023/06/07

GGSTシーズン2最後のキャラである飛鳥=R♯(アールクロイツ)が実装された。
人によっては''格ゲー史上最難''という意見も見かけるキャラ。いつもなら新キャラの解説をしてきたけど、飛鳥に関してだけは解説すると大変すぎて、そこまでの気力は残ってないために諦めた。
今回は素直に飛鳥を使ってみて思ったことを書いていく。キャラとして面白い点もあるし、ここはこうした方が良かったんじゃないかとい意見も含めた記事。
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【GGST】 ベッドマン?を1週間使ってみた感想と解説。追加攻撃で連携を補強しよう!
前回のシンの記事が割と読まれていたのもあり、同じような感じで今回はベッドマン?の感想と解説をしていく。このキャラの何が大変かって、必殺技名が名前を聞いただけじゃ何の技のことなのか分かり辛すぎるってことだよ!...
目次
1.扱いやすさ難易度☆1の飛鳥
1-1.26種類の魔法を持って戦う
1-2.理解してくると面白さはある
1-3.触った人の7割は辞めてそう
2.強いと思った行動
2-1.JD
2-2.2D
2-3.タイミングをズラしての魔法
3.使用時の問題点
3-1.破棄したカードはストックされない
3-2.マナ枯渇時の絶望
4.現状のキャラ評価
1.扱いやすさ難易度☆1の飛鳥
1-1.26種類の魔法を持って戦う
1-2.理解してくると面白さはある
1-3.触った人の7割は辞めてそう
2.強いと思った行動
2-1.JD
2-2.2D
2-3.タイミングをズラしての魔法
3.使用時の問題点
3-1.破棄したカードはストックされない
3-2.マナ枯渇時の絶望
4.現状のキャラ評価
【扱いやすさ難易度☆1の飛鳥】

優秀な人間が多い魔法使いの中でも最高峰の力を持つ青年。
科学者でもあり、法力学においては並び立つ者のいない、いわゆる「天才」。
基本的に丁寧な物言いで腰は低いが、彼なりに考えた結果の発言がかえって波風を立てることもしばしば。
優れた頭脳に反して体力は低く、わずかな時間の運動でも息があがってしまう。
そのため身の回りの力仕事はもっぱら自作したビットに任せている。
世界平和の実現のため、今日も飛鳥は宇宙から「透明な数字」を発信し続けている。(公式より引用)
飛鳥の詳細なキャラクターはネタバレになるかもしれないから伏せるが、まぁ魔法の力が凄くて虚弱体質の青年って思ってればいいんではないだろうか。今までのギルティにはストーリー面でかなり関わってる重要キャラ。
キャラクターの扱いやすさに関しては、まさかの『☆1』というDLCキャラの中では一番の難易度。
既存キャラで例えると、☆1の難易度は他にはザトーくらいしか存在しない。
【26種類の魔法を持って戦う】


飛鳥の戦い方は、『3種のデッキ』と『全26種類の魔法カード』を巧みに使い、相手と戦っていく事になる。
やること自体は魔法を使って、またその魔法カードをストックしていって…という単純さはあるが、それをするがために魔法の性能を理解し、どのタイミングで魔法のカードをストックするべきかとか、魔法を使うための『マナ』をどこで回復するか、このように戦ってる最中に考えなくてはいけないことが山ほどある。
その場からワープする魔法、一定時間後に大量の弾を相手にぶつける魔法、遠くからも中段属性の魔法と、魔法の種類だけでも多種多様。
【理解してくると面白さはある】
どの魔法のカードを引くかは''ランダム性''が含まれてるので、カードを引いた後に自分で攻撃を組み立てていくという独自の面白さはある。通常技の性能自体も悪くなく、ランダム要素が好きな人や、魔法の見た目自体は派手なためにそういうのが好きな人には向いている。
【触った人の7割は辞めてそう】
これが完全新キャラならともかく、昔からギルティに存在してるキャラでこの難易度のキャラを出しちゃったのは勿体ないと思わざるを得ない。待望の飛鳥がついに発表されて使ってみようと期待してた人は多かっただろうし、実際に自分で触ってみたりはしたはず。でもその7割くらいはもう使うのを止めちゃったんじゃないかと思う。何というか、あまり''プレイヤーに気持ちよく使わせようとする意図''を感じなかった。いちいち面倒な要素が多い。
飛鳥というキャラ設定を大事にしたいが故なのか、そこを生かすために複雑に作ってみたという感じがして、アークシステムワークスのダメな部分、いわゆるオタクな部分が出ちゃってるなと感じた。
【強いと思った行動】
ここでは主に飛鳥を使ってみての強いなと思ったところについて語る。【JD】

ディキンソンやテスタのジャンプ攻撃のように下に強い攻撃。
相手の上半身無敵である6Pの対空技に判定勝ちが出来たりして、割と無理矢理触りにいける優秀な空中技。
このタイプの弱点としては、低ダから出した場合なんかは相手の5P対空とかに発生負けしたりする。
【2D】

全キャラ中最長、あのジオの2Dより長い下段技。
必殺技キャンセルも効くため、ここから魔法にキャンセルしたりと何かと使い勝手がいい。飛鳥は魔法によっては遠距離での中段技も持ってるため、それとの相性も良い。
この技の弱点としては、思ったよりも硬直が長いため、相手にジャンプで避けられたりすると、その硬直に相手の攻撃が確定してしまう点には注意。
【タイミングをズラしての魔法】

魔法を出す時に地上に居ながらそのまま出す、または通常技キャンセルから出すだけではなく、タイミングをズラして魔法を発動させてあげると、より相手が引っかかりやすくなって効果的。
よく使ってたのは主に低空バックダッシュとかからの魔法。動きを見て前に来てた相手に当たるし、低めの空中から出した方が、真っすぐの弾道の魔法でも相手は避けにくくなる。
また、魔法のストックが十分にある状態であえて''通常技から魔法にキャンセルしないでマナゲージを溜める''とかの行動も大事。マナが無くなれば何も出来ないので、マナを確保することは何よりも大事である。
最終的には覚醒技をぶっぱして、その隙にマナを回復することも(多分それ用に作られてるとしか思えない覚醒技)
【使用時の問題点】
ここでは主に飛鳥を使ってみての問題点、弱いと思ったところについて語る。【破棄したカードはストックされない】
戦ってる最中、今の状況では必要ないカードを引くことがある。特に杖を設置するカードなんかはその後の他の魔法と組み合わせて使うカードになっており、単体ではほとんど意味が無い。こういうカードを破棄した時に、またそのカードをストックし直さないという手間が煩わしいし事故の原因にもなってる。
これを自動補充にしたらもしかしたら強くなりすぎるのかもしれないが、それだったらせめてカードを破棄することによってマナが少しでも回復するなどの要素を付けて欲しかった。カードを破棄することが単純にマイナスにしか繋がってないのが面白くない。
しかもいらないカードだらけになって、攻められているとそれを破棄するタイミングすらないっていうね。
覚醒技でシャッフルしなおす奴も、マナの消費を無くしてほしい。何で50%のゲージを使っておいて消費するんだ。
【マナ枯渇時の絶望】

魔法の発動をする以外にも、自分の防御力にも直接影響するのがマナ。
マナが無くなるとマナで飛鳥を守ってたバリアのようなものが無くなり、そうなってしまうと現在一番防御力が低いといわれるチップですら遥かにしのぐくらいのペラッペラの紙装甲になってしまい、一瞬で死ぬ。
そしてマナが無くなると魔法すら使えないため、起死回生の攻撃手段すらないという二重苦に陥ってしまう。
これはもう場合によっては詰みに近い状況で、普通の状態では無敵技すらない飛鳥では逆転するのが難しい状況も多い。
【現状のキャラ評価】

DLCキャラであるシンを使ったとき、「このキャラは一体誰に有利が付くんだろう…?」と思って使ってた。
次にベッドマンを使ったとき、「このキャラは一体誰に有利が付くんだろう…?でも開発しだいでワンチャンありそう」と思って使ってた。
そして今回飛鳥でも、「このキャラは一体誰に有利が付くんだろう…?」の言葉から始まるのは同じ思いで使ってた。
現状では楽しい部分はあるものの、その複雑さとキャラの強さが割にあってないと感じた。勝てた試合も相手が対策不足なのも多かったし、ケイオスが使えた『超集中』のような無理矢理リソースを回復する覚醒技がないあたり、かなり慎重に作られている。
対戦していて足が速いキャラや、リーチが長いキャラ(弾を貫通してくる)はマナを溜める暇がなくて、よりしんどい。
まぁ…これも次の調整待ちかな。
しかしやっぱりここまで無駄に複雑にしなくても、アークならもう少しシンプルに出来た気はする。新キャラでシステムを試して色々と思いつくのは感心するが、マジでそろそろシンプルに強いキャラを新キャラで出してほしい。
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