【FF12TZA】 オフライン版MMOなFFのプレイ感想 ~後編~。良いところと悪いところがハッキリしている。

FF12TZAのプレイ感想後編記事。
ストーリーに関しては正直特に語りたいというほどのものが無くて、基本的には戦闘とかライセンスや他のシステムについて触れていく。
うん、やはりこれは戦闘ゲーだ。
関連記事はこちら。

【FF12TZA】 オフライン版MMOなFFのプレイ感想 ~前編~。くじけそうになりながらも、ガンビットシステムにハマる。
FF12のHDリマスター版である、FF12ザゾディアックエイジを開始。FF8と同じで''人を選ぶ''みたいな話も聞く本作。いざプレイしてみると、FFシリーズの中でも序盤のとっつき辛さが強く、プレイし続けることに早くもくじけそうになった。...
目次
1.語りたいところ、面白いと思ったところ
1-1.現在のライセンスの組み合わせ
1-2.今までの魔法とは違う使い方
1-3.冒険感がある
1-4.モブハント、サブ要素もりもり
1-5.好きな音楽とか
1-6.アーシェといえば…
2.さすがにどうかと思ったところ
2-1.魔法や技の入手が面倒
2-2.ストーリーが抽象的すぎる
2-3.ミストナックがマジでいらない
2-4.リドルアナ大灯台が長すぎる
3.総評
1.語りたいところ、面白いと思ったところ
1-1.現在のライセンスの組み合わせ
1-2.今までの魔法とは違う使い方
1-3.冒険感がある
1-4.モブハント、サブ要素もりもり
1-5.好きな音楽とか
1-6.アーシェといえば…
2.さすがにどうかと思ったところ
2-1.魔法や技の入手が面倒
2-2.ストーリーが抽象的すぎる
2-3.ミストナックがマジでいらない
2-4.リドルアナ大灯台が長すぎる
3.総評
【語りたいところとか】
まずは他に面白いと思ったところとか、今のライセンスについてを語っていく。【現在のライセンスの組み合わせ】

ライセンスが2つ選べるので、ゲーム中盤以降はずっと同じ組み合わせで攻略してた。ライセンスリセットも出来るが、取得しなおすのが面倒すぎし。
''ライセンス被りなし''というルールを自分の中で定め、考えて選んだ各キャラのライセンスの組み合わせは…
・ヴァン(ナイトx時空魔戦士)
基本的に優秀なナイトで耐久力を上げて、時空魔戦士でヘイストやスロウといったバフデバフで補助する形。『デコイ』の魔法をかけてのメイン盾戦法。
ナイトはHPが低いので、そこはHPを2倍にする『バブル』の魔法で補助する。ってかバブルが強すぎる。
・バルフレア(ウーランxもののふ)
刀を装備可能で攻撃力が高いもののふを基本とし、バッカスの酒とかのバーサク状態で攻撃力を上げ、ひたすら物理で殴る攻撃要因。
ウーランが使える槍も持てるため、空を飛んでる敵とか状況に応じてはそっちも使う感じ。
持ってた銃はどこにいったんだバルフレア?と言ってはいけない。
・フラン(赤魔戦士x弓使い)
赤魔を使って回復そこそこ、攻撃、補助魔法そこそこの立ち位置にしたかった。
基本は火属性の火力を上げる弓の『バーニングボウ』と『火の矢』を装備。ここに更に火属性の火力を上げる『オイル』の魔法を組み合わせるともう強い。
フランにはイメージ的にもとりあえず弓を持たせたかった。

・バッシュ(モンクxシカリ)
基本性能が高いモンクが安定。飛んでる敵にも当たる棒を装備可能で、HPもやたら高い。
そこにシカリを組み合わせて短剣を装備可能にし、回避性能を高めて状況に応じては回避タンクとしてバッシュを使う感じ。
まぁでもバブルの魔法もあるし、大体モンクだけで良い。ボコスカと棒で連続攻撃するのは爽快。
・アーシェ(ブレイカーx黒魔道士)
遠距離タイプの純火力の黒魔道士に、『防御破壊』や『攻撃破壊』のデバフとHPが高いブレイカーを組み合わせた。
ブレイカーの力アップが死んでるが、魔法の火力だけでどうにかなるからどうでもいい。黒魔道士は持ってる杖によって属性強化をしてくれる効果もあって、そこら辺の雑魚敵が一瞬で溶けるほど強い。もはや近接いらないレベル。
何となくアーシェの性格にも合ってそうだから、黒魔道士にしておいた。この王女はドS.
・パンネロ(白魔道士x機工士)
村人代表のようなおっとりとしたパンネロには、白魔道士で純ヒーラータイプに。あとは機工士で銃を装備出来るため、回復以外も一応攻撃に参加出来るように。
しかし、あまり機工士自体の良さが分からなかった。ライセンス被りなしというルールが無ければ他にしてたかも。パンネロには普通に攻撃魔法を覚えさせた方が良かった気はする。
…とまぁ全8キャラクターのライセンスはこんな感じでクリアまで頑張った。
【今までのFFの魔法とは違う】

ダンジョン攻略中には紫色のマークの罠が設置されてあって、その罠の上を通ると発動してダメージを食らったり、状態異常になってしまったりする。たまには回復してくれる罠もある。
この罠がどこに存在してるかを看破するのに『ライブラ』が必要だし、またその罠を避けるのに『レビテト』を使って宙に浮いてやり過ごすといった、今までのFFシリーズの魔法の使用感と多少違う感じなのが新鮮で面白かった部分。
マジでダンジョンとか含めると、ゲーム性はディアブロとかそっちのゲームやってる感じだった。(ディアブロちょっとしかやったことないけど)
【冒険感がある】


前回の記事でも語ったが、世界観が良くて色々なマップが用意されてるからこそ、この世界を冒険してるんだなといった感触が強い。
一本道が多かったFF10と比べると、ここら辺のゲーム性は真逆。自由度高いのは素晴らしいところ!

『ツイッタ大草原』という場所にたどり着いたときには、その名の通りに草が生えた。
今だから思うことであって、この時はまだTwitterや草と言った言葉が無かった時代だろうに…。ネーミングセンスある。
【モブハント、サブ要素モリモリ】

住人からの依頼として、酒場にモンスター討伐に依頼がある『モブハント』というサブ要素がある。
これをメインストーリーそっちのけでひたすらやっていくのが地味に楽しかった。FF14にもあったモブハントの元ネタってこれか。

同じモンスターばかりひたすら倒してると『チェイン』となって、そのモンスターから落ちるアイテム数が良くなったり、オマケでアイテムが落ちるようになるのは面白い要素。
2エリア分くらい離れるとまたモンスターが湧き始めるため、飽きるまでずっとやれちゃう。
【好きな音楽とか】

少し好きな音楽について語っていく。今回の作曲は崎本仁さん。
ゲーム序盤で聴くことになり、その後の冒険欲を掻き立ててくれる『東ダルマスカ砂漠』の曲は外せない。
あとは街の空気感が好きな『空中都市ビュエルバ』とか、ヴィエラが住む『エルトの里』はPS4のカスタムテーマにも設定していて、その曲が本編で流れたのはちょっと感動した。これも結構落ち着く曲。
1つ1つの曲がそこまで濃くて印象深いわけではないが、世界観やロケーションにマッチしてたのが良かった。
【アーシェといえば…】

アーシェの服装が最後まで気になって仕方なかった。超ミニスカート。
王女が身につけるにはハレンチすぎない?
そして、この服装ってあんまりアーシェの性格にもあってるとは思えないんだよな。
誰かが着させたのかもしれない。誰だ…もしかして婚約者だったラスラ王子の趣味か?
そう考えると何だか興奮してきた。
【さすがにどうかと思ったところ】
ここからは、割と否定的な意見を述べていく。さすがにどうかと思ったところ。【魔法や技の入手が面倒】

このゲームでは、魔法や技なんかはショップで買うようになっている。ライセンスボードを解放してファイガとかの上級魔法を使える状態になっていたとしても、その魔法自体を持って無いと使うことは出来ない仕様。
それ自体は別に良い。問題はショップだけじゃ一部の魔法や技は売買されていなくて、ダンジョンのどこかに落ちているということ。これのせいでいつまで経っても手に入らないと思ってた魔法が、ただ単純に見逃してたという事実にあとになって気が付いた。

特に駄目な点はその落ちてる魔法とかが、ランダムで復活するトレジャーと見た目が同じために全く判別がつかないこと。
どこに取り忘れがあるのかは、攻略サイト頼りじゃないとかなり分かりにくい。武器とかがダンジョンあるのは構わないが、魔法は全部ショップに売ってほしいし、せめて配置するなら見た目を豪華な宝箱を用意するとかそういうのにしてほしい。
【ストーリーが抽象的すぎる】

FF12は序盤からストーリーには入り込み辛かったが、本編も中盤以降になるとより抽象的というか、単純に魅力がなくなっていった。
ストーリーでも重要となる『破魔石』がどうたら言ってて、その流れでダンジョンを巡ってたらEDを迎えてましたって感じ。ストーリーが弱いからか、キャラクターも全員薄い。
最初はヴァンが主人公っぽくないと思ってたが、むしろ一般人代表で狂言回し的(説明的ポジション)な立ち位置に居ると考えるとしっくりきた。正直、パンネロの方がもっと影薄いし…。
何かもっとキャラ同士のやりとりとか、過去の掘り下げとか欲しかった。色々と足りなすぎる。中盤以降は、特に脚本が力尽きてる感じがした。
【ミストナックはマジでいらない】

『ミストナック』というキャクターの超必殺技のようなシステムがある。
一応序盤はそれなりの火力で使えるが、後半になると火力不足になる。そんな火力よりも問題なのは、演出が無駄に長く、テンポも悪くなって、見せ方としてのセンスが絶望的に無いということ。
テイルズシリーズとか、格ゲーのマブカプシリーズを見習ってほしい。連携技っていうのは、演出をもっとめまぐるしく見せた方がカッコイイというもの。個別の必殺技を淡々とただ見せればいいってもんじゃない。ヴァンやパンネロがド派手な人外的な技をかましてるのにも違和感。マジでこんなレベルなら実装しないでほしいと思った。
もう一度厳しく言うけど、ミストナックの演出を作った人は絶望的にセンスが無い。
【リドルアナ大灯台長すぎる】

終盤のダンジョンである『リドルアナ大灯台』
ここのダンジョンがまぁ長くてしんどかった。FFシリーズは、終盤になるとどんなダンジョンでも出して良いと思ってるフシがある。
でもまぁボスも倒したし、そんな感じで大灯台もクリア間近と思ったら…

次に始まるのが、リドルアナ大灯台中層編。
おいおいおーい!!w
クリア後にもこのゲームを少しやり込んで遊ぼうかと考えてたのに、このダンジョンの長さに残ってる全ての体力を奪われてしまった。
ここの曲は好きなんだけどね、さすがに長すぎでしょう。
【総評】
クリアまで40~60時間くらい。総評としては、良いところと悪いところがハッキリしてるFFだなと感じた。
総合的なゲーム自体は面白かったと思う。だからこそ、もっとストーリーを頑張って欲しかった。いつもFFのプレイ感想記事ではストーリーを追ってたが、今回は追う気力がなかったくらいに語ることがなかった。FFといえばストーリーというのがあるからこそ、そこに魅力を感じれなかったのが非常に残念。
メインより脇道であるサブ要素を色々とやってた方が楽しい戦闘ゲーだった。こんな作風ならば、''FF12''という正式なナンバリングを付けるより、FF外伝とか違うタイトルを名乗った方がしっくりきたんじゃないかと思う。
舞台設定となったこの『イヴァリース』の世界観はとても魅力的なんで、いつか同じ世界観のFFタクティクスの方もやってみたいし、ヴァンがちゃんと主人公してるらしいDS版とやらも気になってはいるところ。
お疲れ様でした!
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